リップサービス
3トラック目の『サンババ・トリオ』では、細木数子(!?)や淡谷のり子を連想させるような歌声を何種類も用意してあり、それらの歌声が合わさった時に気持ちの悪い楽曲へと変わっている。浦辺粂子さんの『わたし歌手になりましたよ』に通じますね、これは。気に入ったのが10トラック目の『欲望』。最初、井上陽水の新曲かLP時代の曲か?と思わせるほど清水ミチコさんの声域が本人とよく似ており、聞いていても違和感を感じませんでした。逆に、陽水さんに是非歌って欲しいと思うほどでした。
白い巨塔 DVD-BOX 第一部
原作の当時とは医療の現場も、癌に対する患者の認識も違っている現代。
田宮より弱い財前。山本より悩める里見。
比較してこう映るのは、高度化する医療技術故なのか、変わらぬ命の重さ故なのか...
医療技術の進歩は芳しいが、それを扱う人間の本質は変わっていないため、
医療現場は数々の問題を抱えたまま、それでも人の命を扱い続けなければならない....
現代に生きる我々に、医療の課題を生々しく突きつけると同時に、人間の本質をも描き出す秀作。
権力を目指す田宮よりも唐沢が時々見せた弱さが私の心には響いた。
理想を追いながらも悩む江口も唐沢財前とマッチしていたように思う。
「ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター」 オリジナルサウンドトラック
サウンドトラックを先に買い、今日映画を観ることができました。地元でこの映画をしてなくて旅行になってしまいましたが観に行って良かったと思える内容でした。何か映画の感想みたいになりますが女性が監督の映画だからか置かれている状況は違っても奥の部分で共感できる、気持ちが分かることがけっこうあり、涙が止まらなかったです。 映画は全く違う境遇の4人が偶然出会い…結束しバンド結成…、学園祭で披露する計画がすんなりいくのかと思うとそうではなく、バンド演奏を披露するまで本当に紆余曲折ありました。問題から逃げずに相手と本音でぶつかったからやっと分かることが映画にもあったしそれは私たちの人生にもあると思いました。観れて本当に良かったです。
町長選挙
伊良部一郎ファンの私は難しい事は考えずに「アハハ。オホホ。」と
一気に読み終わってしまいました。
何とな〜く今が旬のストーリーをサラリとやさしく表現しているこの作品は気分をリセットするのには最高です。
複雑すぎる現代に単純明快な伊良部先生は必要だな〜ってつくづく思いました。
次回作も心待ちにしています。
tokyo tower o.s.t
目を閉じて音楽をかけるとあの「東京タワー」が浮かびます。
それくらい何度も見た映画のサントラ。誰かを恋しいと思ったときに聞くと変ですが勇気がじわじわわいてきます。
好きな人に電話出来ないもどかしい気持ちを音楽によって強くなれます(実際勇気が出ない私も好きな人に電話したりメールしたり・・叶わない恋ですけど)
内容も充実していると思う。