デイズ・オブ・ワンダー
前作の名盤「PILLOW TALK」から、16年ぶりのリリースとなったアルバム「DAYS OF WONDER」
このアルバムを聴くと、華やかな80年代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
しかし、古臭さはみじんも感じられません。すんなりと、心に響いてきます。
メロウで心地よいハイトーンボーカルは、未だ健在です。
驚くほど変わっていません。
アルバムのタイトルになっている、DAYS OF WONDERは名曲lusiaをリアレンジしたものです。
AOR好きにはたまらない完成度の高いアルバムであることは、間違いありません。
本当の大人がじっくり聴けるアルバムです。
それにしても。。。現在進行形の健全なラブソングを歌うより、いけない恋を切なく歌うほうが黒住憲五には似合ってる、と思うのは私だけではないはずです。
アゲイン
昔、テープでめちゃくちゃ聞きました。透き通った声と、ドライブにぴったりのメロディー!
いつまでも色褪せないですね。
ただ、紙ジャケなのと元の音源からのせいでしょうか、音質はイマイチな気がしたので☆4にしました。
Light Mellow和モノ669―Including city pops,J-AOR,Japanese mellow groove and more… (MYCOMムック)
70年代からの、いわゆるニューミュージックと言われていたアルバムなどを中心に紹介されていますが
いろいろなアーティストのアルバムを知る上でジャケット写真が掲載されているので便利です。
ただ、それほど広いジャンルではないのに、ピックアップされたアーティストの偏りが多い気がします。
ひとつのアルバムから、Light Mellowというカテゴリー?でのおすすめ曲をピックアップしていますが、
こちらも選者の趣味だな、と言うことで読んでいればいいかなあと思います。
アルバム発売時でなく、後にそのアルバムに接して聴いた感じの選曲が多いように思えます。
言い換えると、選者がさらりとアルバムを聴いてみてLight Mellowという印象でピックアップした感じで、
あまりアルバムを聞きこんでいないのかなあという取り上げ方も少なからず感じました。
一番、気になるのはCDとして既発売かどうかの表記が、過去にCD化されていたものを未CD化扱いしているものも少なくなく
(LPとして発売されていたものに関してはいいのですが)
気に入ったアーティストの昔のCDを中古などで探すときに、廃盤扱いと未発売扱いではかなり違うので、中古探しの指針にはなりづらいというのが本音です。