ラジオ「涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部OP主題歌 最強パレパレード
アニメソングの場合、曲単体の良さを推し量るのは難しい。
例えば「翔べガンダム」が好きでガンダム嫌いはいない(逆はあっても)。だが「Invork」が好きな人がガンダム好きとは限らない。この2曲は同じアニメソングでも種類が違う。アニメ発信かタイアップ曲か。つまりアニソンを好きになる理由は2パターンあって、単純に曲が好きか、アニメに付随した好意か。自分は、例えばハガレン主題歌の場合、アジカンの「リライト」は曲が好き、Sowelの「I will」はハガレンが好きだから、という感じ。
この曲の場合はアニメありき。ハルヒ知らない人が曲だけ聴いても微妙だろうし。自分はハルヒ好きだが、指摘もあるとおり二番煎じと感じ、素直にいいと思えない。これだからアニソンは単純にいい曲が少ないんだ。
自分もコレクター気質なのでファンが買って売れても文句はない。こういうのが売れたとして、売れればいい曲だと認められると考えてる人がいて、「売れる曲=いい曲」だと勘違いする人が多いのは問題だが。
要は認識してほしい。ハルヒが好きという感情から良い曲だと感じるのだと。二番煎じでも、例えば良い曲じゃなくても、ファンだから欲しいのだと。曲が好きな理由を認識してるなら構わない。ただこういうのが名曲だと本気で思ってる人はこの曲を理解していないか、もしくはこんな曲しか知らないのだろう。もちろん好きだと感じたならそれを否定してはいけないが。
アニメから派生した曲なんて、アニメから切り離してしまうと良さはあまり残らないものが多い。別に切り離して考えろなんて言わない、普通無理だ。せめて切り離して考えられない曲だと認識してほしい。タイアップ曲ならともかく、このようなアニソンはどんな曲でも結局アニメありき。そしてアニソン好きには悪いがそんな曲が裸の曲よりいいとは思えないのだ。