ラン・ローラ・ラン [DVD]
とにかくスピード感がある映画。
この一言に限ると思う。
ストーリーの内容よりも、構成や、撮り方などが
とても凝られていて観ていて面白かった。
また、テンポよく流れる音楽も良かった。
ラン・ローラ・ラン [DVD]
ここ数年元気なドイツ映画の優れた1本。3パターンのストーリー展開があるとはいえ、ベースは、赤い髪のローラが彼氏を助けるために、ベルリンの町を走る、走る、走る・・・という単純なもの。
それなのにとても気になる作品だ。このストーリー展開の単純化&パターン化。この色彩感覚。スピードにのる心拍を表わすようなこの音楽。挿入されるアニメーション。空気を切り裂くような叫び声。元気な女の子と情けない男の対比もよい。
現代アートを見ているような不思議に計算されたデザインの作品。
「大草原の小さな家」主演女優の半生記 「ローラ」と呼ばれて (ワニプラス)
この本を途中まで読み進むと何の為にこの作者(ギルバート)はこんなにまで赤裸々に自分をさらけ出さなければいけないのか?と思って先に進む意欲を失いかけましたが最後まで読んでその疑問は解けました。読後に深い感動を覚えました。
訳者の多くの訳註によって日米の歴史 文化 習慣の違いやその事の背景がよく調べてあり読者に対する心使いを感じました。