チャイナ・ブルー
最近何かと多忙でレビューを書く暇もないのだが、どうしても自分の想いを伝えたくなった。
他のレビュアーの方も書いておられるように、自分もNHKの「ダーウィンが来た」のエンディングテーマが聴きたくて購入したのだが、まさに驚天動地。
二胡の音色を聴くのは初めてではないが、これほど表現力豊かな演奏は聴いたことがない!
まるで二胡そのものが歌っているような感覚に包まれてしまった。
ウェイウェイ・ウーという奏者は二胡に対する思い入れがよほど強いのだろう。
単なる楽器としてではなく、自身の分身のような気持ちで奏でているのではないか?ふとそう思った。
それほど二胡への深い愛情が感じられる作品である。
ウェイウェイ自身が語っているように、ブルーは彼女にとって「愛色」なのだ。
どの曲も愛がテーマで、癒されることこの上ない。
日本では誰もが聴いたことがあるであろう尾崎豊のカバーも収録されており、ウェイウェイ・ウー初心者でもすんなり入っていける一枚だと思う。是非オススメしたい!!
キング・ラット (BOOK PLUS)
中世のハメルンの笛吹き男の話が、ドラムンベースのビートにのって蘇る。荒唐無稽な筋書きは、それ自体で面白いが、音楽的な描写の部分はいまひとつうまくイメージできずに退屈だった。それ以外は、長編ではあるがテンポもよく、飽きさせない物語構成で、面白かったと言えるだろう。
それにしても、子どもの頃、ハメルンの笛吹き男は言い人だとばかり思っていたのに、大人のファンタジーの世界ではそうとばかりも言えないようだ。もっとも、ネズミを退治したお金を村人が払わなかったので、怒った笛吹き男は、子ども達をみんなさらっていってしまったのだから、いわば血も涙もない誘拐犯でもあるわけだ。そのあたりの残虐さがこの『キング・ラット』には描かれている。
シングルV「ロックンロール県庁所在地~おぼえちゃいなシリーズ~」 [DVD]
3歳の娘が学研の日本地図パスルで日本地図をだいぶ覚えてきたので
ついでに県庁所在地も楽しく覚えさせようと思い購入しました。
はじめはかなりテンポが早く感じます。
ほんまに覚えられるのか不安になります。
根気強く一緒に聞いていると
はじめの方はだいぶ口ずさめるようになってきました。
三重から四国の流れは難しい。(自分・娘とも)
娘は気に入ったようで毎日聞いています。
自分でDVDをデッキにセットします。
最後のメイキングのコーナーは不要です。。。
ベスト・オブ・スティーヴン・ビショップ
スティーブン・ビショップ・・・男性でここまで綺麗な声で歌う人は、
そうは居ません・・・AOR全盛期に、この人の歌を聴きました☆
それが、1曲目の「オン・アンド・オン」。とても綺麗な声で、語りかけるような曲♪
なんとも言えない心地良さ!
9曲目の「ルッキン・フォー・ザ・ライト・ワン」、涙がでるような痺れる曲です★
かのアート・ガーファンクルもこの曲を歌っています。
15曲目の「君に想いを」は、言わずと知れた映画「トッツィー」の主題歌で、
大ヒット!しました☆
そんな、しっとり聴かせてくれる曲をちりばめたベスト盤♪ですが、
唯一、エッ?と思わせるのが、10曲目の「アニマル・ハウス」。
この曲は、大ヒットしたジョン・ベルーシ主演のコメディ映画「アニマル・ハウス」、
の主題歌ということで、裏声でコミカルに歌っています「笑」