ユーフォニー
1980年代を駆け抜け、そのまま1990年代に突入したフュージョングループ、カシオペアであるが、この「ユーフォニー」というアルバムではそのカシオペアの当時の魅力を余すこと無く伝えてくれている。
特に「TAIYO−FU」「BAY SIDE EXPRESS」なんかは、晴れた空の下を思わせる実に大陸的な曲だと思う。野呂一生のギター、向谷実のキーボードなど、どのプレイをとっても素晴らしい。「フュージョン」というインストのジャンルでは最高の作品ばかりを作り上げている。
TV番組のBGMやTVCMで使用された曲ばかりだが、それがいいのだろう。まずは視聴者が耳にし易いところからこうした曲を伝えていくべきだろう。
しかし、そんな実力派であるカシオペアも、2000年以降はヒット曲がとんと御無沙汰なのが実に残念だ。メンバーの年齢が高齢化?しているのが原因か?
機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線 (1) (角川コミックス・エース 39-20)
ガンダムの詳細な設定やミリタリーには詳しくないのでそういった所はスルーしてレビューします。
まず全3話の「あの死神を撃て!」は元戦車専門の特技兵だった主人公がザクの登場により対MS特技兵となってしまい乏しい武器や訓練不足な部下とともに絶望的な作戦に向かう話です。
基本的にDVDと同じです。というかまんまです。すっかりいらない子扱いされてるあの死神のおねぇちゃんも出てます。
ゲーム(オペレーショントロイ)などでも取り上げられた歩兵vsMSなんですが如何せん盛り上がりに欠けます。歩兵なんで動けないのは当然なんですけど動きが少ない&圧倒的な強さの違いの中面白くするのは難しいんでしょうね。(ゲームでは一人なのでかくれんぼ的な所が面白かったんですが)
ただ死神おねぇちゃんの部分削ってもっと人物関係などを深くすればもっと面白かったかも・・・?
次に2話収録(前編・中編)の「陸の王者、前へ!」は61式戦車のスペシャリストの中尉とそんな彼と組むことになった転属されてきた軍曹との話。
ジオンの死神と恐れられている白きザクとの戦闘が始まったところで一巻は終了します。
今度は戦車vsMSです。自分はIGLOOの二巻を見ていないのでDVDとの相違点などは分かりませんんが(どうやらほぼ同じのようですが)、やはり動きがある分「あの死神を撃て!」よりは面白くなりそうです。
巻末には9ページほどの対MS用武器、車両、61式戦車の設定資料が付いてます。
基本的にDVDと同じなのでDVD買うお金が無いけどどんな内容か知りたい!という人ならサラッと見れて良いかもしれません。
DVDを見た方なら買わなくても良いと思います。
ドラマCD「Vassalord.」ヒエロクルスの迷夢
元々ドラマCDって苦手だったんですが、此方は最高に楽しかったです。トキメキでした!コミックの話に沿ったCDですが新しい楽しみがてんこ盛り!+ミニドラマが最高!買いですよ