ロマンシング サ・ガ3
高校2年生の頃プレイしましたが、あの感動は忘れ難し。『ロマサガ3』には、骨組みと言うべき物語の本筋は無いに等しい。(ストーリー性と自由度の両立は期待できません。)代わりに主人公をある程度自由に選べ、気ままに世界中を旅して回れます。そしてユニークな仲間集めやダンジョン探検、宝探し、パーティ強化などを楽しみつつ、プレイヤーは各自、自由に想像力を巡らせ「マイ脚本」や「マイムービー」を頭の中で作れます。つまり、本当の意味でロールプレイイングできます。(作品の雰囲気ですが、壮大な歴史絵巻風の『ロマサガ2』に比して、重厚さは薄れているようです。)選択肢によるイベント展開の分岐は健在です。キャラ育成の自由度も高いです。勿論各キャラに固有パラメーターや得意武器設定があります。が、誰にどの系統の武器・術を装備させ、どの系統の武器の技・術を極めさせようと、プレイヤーの自由です。キャラの役割決定も自由です。技の閃き、陣形バトル、強力で多種多様な敵の存在により、戦闘の楽しさは否応なく倍増します。戦闘システムは煩雑でないので、私は苛々することもなかったです。(武器の使用回数制限がない点にも、好感が持てます。)グラフィックには2Dならではの趣があり、ごしゃごしゃしていないので見易いです。キャラデザにはくどさがなく、モンスターデザインは骨太で迫力満点です。音楽はどんなに褒めても褒め足りません。耳に残りやすい旋律といい音質といい、非の打ち所がありません。特にエネルギッシュなロック調の戦闘系の曲は、いずれも屈指の名曲です。この作品の2Dグラフィック、基本システム、キャラデザ、音楽を一切変えず、ボイスも抜きでPS2に移植して欲しいです。(町、ダンジョン、イベント、技や術の種類に関しては追加されれば嬉しいです。)映画風ゲームはごめんだ、でも煩雑なシステムも受け付けられない…そんな人にお勧めの作品です。
ロマンシング サ・ガ2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
レビューを見て買う決心をしました。そして、商品が自宅に届き、早速聴いてみると、懐かしさで一杯になったのと同時に、いい音楽だよなぁ〜と思いました。
音楽を聴いただけで、あの壮大な物語が鮮明に目前に広がるのですから!
ゲームサウンドは、技術の進歩とともに、従来のゲームサウンドとは異なるものになりました。それはそれで良かったのだけれども、何と言うか、これ特有のスケールの大きさが失われてしまったように思います。アーティストのPVを今のはイメージしてしまいます。
古きよき時代のゲームサウンドは必聴です!特にこのロマサガのはね!!お勧めです!
ロマンシング・サ ガ3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
スーファミ初期にしては、かなりの完成度。さすがはイトケン、「バトル1」から、エンジン全開です。
全体的にスーファミ独特の懐かしさ、みたいなものが感じられます。私としては、ミンストより、やはり元祖である、こちらのほうがお勧めです。
ロマンシング サ・ガ3 完全攻略編
フリーシナリオが魅力だったロマサガ3。
主人公も男女比4:4と性別を問わずに楽しめ、仲間の数も
かなりのもの(キャラによっては仲間にできない者もいた)。
それだけにどのイベントを優先的に起こしたり、どのダンジョンに
行けばいいのか…と迷う人もかなりいたはず。
その迷いを断ち切るための一冊と言えるだろう。