GOLDEN☆BEST/ハイ・ファイ・セット 荒井由実・松任谷由実・杉真理作品集
30年ほど前、当時「ニューミュージック」という音楽ジャンルが生まれました。フォークでもなく、ロックでもなく、歌謡曲でもなく。新しい時代の音楽の到来を感じたものでした。ユーミンの曲をオシャレなコーラスで彩るハイ・ファイ・セットは、ファッショナブルなコーラス・グループのトップに踊り出ました。
50代の音楽ファンですので、このCDに収められている曲のほとんどが、リアル・タイムで愛聴してきたものばかりです。四半世紀たった今聴いても古さは全く感じさせず、その音楽水準の高さを再確認しました。
個人的な青春の思い出が一杯詰まっている「幸せになるため」は、特別な存在ですが、本当にステキな歌詞とメロディを持った曲ですね。
「卒業写真」、「雨のステイション」、「最後の春休み」、「DESTINY」、「冷たい雨」、「中央フリーウェイ」などは、ユーミンの歌うオリジナルとは少し雰囲気が違いますね。よりポップでオシャレな感じがします。瀬尾一三さんと松任谷正隆さんとのアレンジの違いを比較するのもファンにとっては興味あるところです。
山本潤子さんの透明感のあるボーカルの魅力は当然のことですが、山本俊彦さんのファルセットのハーモニーと、大川茂さんの味のある低音の支えのどれが欠けても、ハイ・ファイ・セットではありません。ユーミンではなく大川茂さんのベースのボーカルがフューチャーされている「緑の町に舞い降りて」は、当方に「癒し」をもたらしてくれていましたので、特別に好きな曲です。
1994年の解散の後、いろいろなことがありましたが、エバー・クリーンの歌声はCDの中に燦然と輝いています。
よくわかる!ポートレートレッスン (玄光社MOOK)
レンズによる写り方の違いがわかりやすい。
撮影のバリエーションが豊富。
自分が撮りたい写真を、どのレンズでどう撮ったらいいのかが
見えてくると思います。
特にかわいく撮りたい場合におすすめ。
悲しいほどお天気
収録されている10曲はどれも質が高く、極上の短篇小説のような素晴らしい詩を持った作品群だと思います。勿論、曲の水準も相当高く、当時の音楽環境を考えますと時代をリードしていたのは間違いありません。
松任谷由実が、荒井由美時代の作品から少しずつ脱皮を試みた曲集です。イメージがアルバムごとに変るという批評もありましたが、やはり水準は高く今でも聞き惚れてしまいます。リアルタイムで聴いた発売当時の郷愁だけではない作品の存在感がそう思わせているようです。
冒頭の「ジャコビニ彗星の日」はその時代を生きた者だけが共有できる現象を歌に読みこんだもので、私小説的な味わいが感じられます。歌詞にも書かれたジャコビニ彗星が流れた1972年というとユーミンが18歳の時にあたります。多感な頃の思い出を読みこんだものなのでしょうね。
3曲目の「緑の町に舞い降りて」のポップな感覚は今聴いても色褪せません。
♪MORIOKAというその響きがロシア語みたいだった♪という印象的なフレーズが記憶に残ります。このような捉え方がユーミンらしさを生んでいるのでしょう。
ハイ・ファイ・セットもこの「緑の町に舞い降りて」を収録しており、大川茂さんのヴォーカルが味わい深いです。
アルバムタイトルにもなった「悲しいほどお天気」の歌詞を見ますと、美大を目指していた頃のユーミンの姿を彷彿としますし、「個展の案内の葉書き」の歌詞は、実話に基づいている、とユーミンも話していますので、相当私小説的な要素が強いアルバムなのは間違いありません。
今でもコンサートで歌われる「DESTINY」が収録されていますので、1979年12月に出たこのアルバムも再び若い世代の方々に聴いていただきたいと思っています。
ZOJIRUSHI 家庭用マイコン無洗米精米機 5合 BT-AE05-HL クールグレー
この精米器は説明書通りのすご技です。正直ここまでお米が美味しくなるとは思いませんでした。ほかの精米器は米が割れたり、正直あまり研磨されなかったりといくつか失敗しましたが、これは本当にお米の酸化した部分を調整して、お米が生き返るとう表現が正しいと思います。こんな調子で書くと、身内のように思われますが、うちの職場では大絶賛品です。
価格以上のバリューを感じました。友達に紹介します。