星屑ニーナ 1巻 (ビームコミックス)
知る人ぞ知る、福島「八福神」聡先生の新連載、はじまりはじまり。
ちょっと不思議で、独自の人間観はここでも健在、ややSFよりの短編的なお話です。 映画「AI」を知ってる方は分かりやすいと思います。
びっくりするのは時間の進め方の思い切りの良さ。一話終わると年単位で時計が進み、主人公のロボットの「ご主人さま」の様子も激変。おそらくこれ以降、オーナーも転々と変わってゆくのでしょう。
空から巨大魚が飛んで来たり、スクーターが空飛んだりしてますが、今回も話の肝は人間です。主人公がこれから観てゆく人間たちから、どれだけ「きらきらしたもの」を見つけられるか、これからも楽しみです。
こういう作品は作者の腕が試される怖いテーマですから。
Awesome Fellows! (ビームコミックス)
森薫の「モードリン・ベイカー」がイチオシ。これは続篇読んでみたい。
フェチっぽいという意味では新居美智代の「School girls glasses」。あとは、あまりメガネは関係ないけど、ヌードが披露される「おふろっタタン♪」が良。
一番ガックリくるのはチャイナ関連のマンガかと。
各お題ごとの作者は以下のとおり。
【メイドフェローズ】
入江亜季、福島久美子、高田健一、冨明仁、梅津ゆり、森薫
【ロボットフェローズ】
福島聡、入江亜季、犬童千絵、宮田紘次、百名哲、丸山薫
【ミュージックフェローズ】佐々木一浩、入江亜季、犬童千絵、長崎ライチ、宮田紘次、真田順子、福島聡
【メガネフェローズ】森薫、しおやてるこ、入江亜季、高田健一、高橋那津子、新居美智代、昆裕美子
【チャイナフェローズ】
丸山薫、入江亜季、睦月のぞみ、高田健一、高田築、犬童千絵、百名哲、小暮さきこ、吉田聡美、新居美智代、吉田覚、梅津ゆり、高橋拡那
行雲流水
数年前、ラジオを聴いていると、今まで聴いたことも無い
アコーディオン曲が聞こえてきた。
すぐに演奏者をメモしてCDを購入。
それがこのアーティスト「牧田ゆき」との出会いである。
その彼女が二枚目のCDをリリースした。
禅語を思わせるタイトルと裏腹に、大変聞きやすい。
明らかに彼女はこのアルゼンチン由来の「チャマメ」という
音楽ジャンルを自家薬籠中の物としている。
「マイ・フェイバリット・シングス(コルトレーンと
聞き比べるのも一興)」「ジャンバラヤ」「八木節」
「ずいずいずっころばし」などのカバー曲も勿論だが
オリジナル曲の数々は、私が未だ目にしていない
アルゼンチンの草原が現前に現れる感覚を味わった。
すでにCDのプロモーションのコンサートは終えたそうだが
彼女の音楽を聞くことで、人生の引き出しが一つ増えます。
是非お聞きください。