secret (DVD付)
2005年2月9日(水)、本日発売されたばかりだが、敢えて言い切ってしまおう、倖田來未の大ヒットアルバム「secret」と。今作は彼女にとって4枚目のアルバムになるわけだが、昨年の精力的な楽曲及びビデオクリップの制作〜今年の精力的なテレビ露出に至るまでの、倖田來未がデビューから今日までで、もっとも高く飛び跳ねている“今”がどっぷり収録されている。
“名実共に”という言葉があるが、去年大きな話題となり、今作にももちろん収録されている「キューティーハニー」は正にそんな言葉がピッタリの作品だった。スガ シカオをはじめとした音にこだわるアーティストからも絶賛された、彼女の歌声が持つキャラクターを活かしまくったスペシャルなアレンジにぶったまけた音楽ファンがどれだけいたことか。その後もクオリティの高いシングルを連発し、同時に妙な羞恥心の強い日本人には着こなせないと思われた、ブリトニー、ジェニファー顔負けのセクシーなファッションでもユーザーを刺激。昨年末の「ミュージックステーションSP」、先日の「HEY!HEY!HEY!」では、そういった部分でも視聴者をぶったまげさせた。
そんな勢いに乗る彼女がこちら側の想像の枠に収まったアルバムを作るとは思っていなかったが、これまた大いにぶったまげた内容になっていて、それはもう感動の領域。よくもまぁこれだけ良い曲が集まったものだなと、感心してしまったほどだ。彼女がそもそも大好きな本格的なR&Bの色も濃く出しつつ、これはリスナーの満足度数は高いぞと思わせる曲が次々と流れてくる。アルバムも4枚目ともなれば“飽き”がきてもおかしくないわけだが、クオリティで言っても、キャッチーさで言っても、今作「secret」が倖田來未のアーティスト魂を爆発させた最高傑作と言い切れる
グリーンスムージーをはじめよう!
グリーンスムージーのことは洋書で読んでいたけど、食材が手に入らないものが多かったから、あまり続けられなかった。でもこの本に出合えて毎日のグリーンスムージー作りが本当に楽しくなりました。友達にもプレゼントしようと思って、もう2冊購入しようと思います!!!
ヘンな神様知ってるよ(DVD付)
「狂乱家族日記」キャラソン3枚目にして、「これぞキャラソン!」な感じのリリースです。
「散歩系ポップス」とでも表現すればいいんでしょうか、歩くようなテンポの中でキャラクターの心の変化を繊細かつストレートに伝えてくれます。感情を抑えて大きな声を出さない登場人物(ボーカル)の歌唱、演技のニュアンスを活かすために各トラックの音量音色も程よく抑制されている気がします。
冒頭で印象的だったのは、やや硬いささくれた音(抽象的ですね・・すみません)の分散和音のトラックと、低い音域でウネウネと動き自己主張するベース音のトラックです。この二つは曲の和声進行を支えるトラックである、と同時にキャラクターの「信じたいけど信じきれない」という心情を表現していると思います。それを取り囲むように、また時には隠すようにして各トラックは歌います。
また、花澤香菜氏(vo.)の演技は非常に繊細で、一定の感情の幅をはみ出さない中にも豊かなニュアンスの変化を聞かせてくれます。聞き応えのある良質な朗読に触れているようです。相当なリテイクを重ねたのでは・・と思わず邪推してしまいます。(この繊細さを味わうためには、正直CD以外では無理があるのでは)
これらが相まって(色々ありすぎで言い尽くせません・・)希望にあふれつつ絶望から逃れ得ず、信頼しきりたいのに懐疑がこころの奥底から消えず、幸せを謳歌したいのに「不幸である事を受け入れ続けた自分」を捨てられずに悩むキャラクター(乱崎優香)の心情を伝えてくれる良質な楽曲になっていると思います。
個人的に期待大だったremix-ver.ですが、やっぱりです。
「柏森さん!やっぱアンタいい人だわ!!」
思い悩み、時に自閉してしまう優歌を気遣い包み込む家族たちの愛、でしょうか。本編でオンエアされた(このremixのための新録音もあるかも?)セリフやピッチの調整された他のキャラソンのパーツが用いられて優香に語りかけるようです。「みんな傍にいるから」と。「狂乱家族の百鬼夜行」っていうか?なんか昔の「うる星やつら」を思い出しました。行進が離れていきフェイドアウトしていく中、最後を締めるのは「もしや・・」と感じながら聞いてましたが、残念ながら予想的中ww我らが母、凶華さんです。娘の歌なのにwww
作品への想いを感じさせる、骨太な、remixらしからぬremixです。表題曲と併せて1曲、と言っては言い過ぎかもしれませんが、素敵なremixだと思います。
同梱のDVDも、その辺りを踏まえて観ると違って楽しめました。(SD画質、という事へのツッコミはなしの方向でw)
これはお勧めしたいタイトルですね。むしろお願いしたいくらいですw
SKE48×週刊プレイボーイ (週刊プレイボーイ増刊)
去年出たAKBの増刊号同様、紙質が週刊誌レベルで長期の保存には向いてない。
湿気が強いと直ぐに紙が丸くなる。
内容は言うことないくらいの充実で値段考えたら相当にお得。
新選組 ! 完全版 第弐集 DVD-BOX
最高です!!
特に、「友の死」の次のお話。「寺田屋騒動」。
涙なくしては語りつくせない、なんて安っぽい言葉では言い表せない悲しみ。
そんな悲しみの中起こるちょっとした事件には今までにないような面白さがあります。
それは、皆の中の山南さんの存在の大きさを感じさせるものでもあります。
みんながどことなくおかしな雰囲気のなかにいるからこそ起こる面白さ。
そんな心理描写が裏にはあるのだと思うと、よりいっそう深いものになりますよ。
幕末に生きた、「誠」の武士の生き様。
近藤勇が主人公になることは珍しい新撰組。
夢中にならざるをいられない、そんな魅力ある作品にどうぞ足を踏み入れてください。