黒鷺死体宅配便 (15) (角川コミックス・エース 91-21)
私は「沼田さん大好き」だから…買ってます。
彼に「捨て子の孤児の東大医学生」を、彼女にして下さい。マコト名の里親兄が不幸な死を得た。からの 繋がりから交情した。「沼田さんは嘘つかないから」それだけで結ばれ 恋人。純愛です。
くもはち (カドカワコミックスAエース)
のっぺら坊になってしまった駆け出しの挿絵画家むじなが、怪談作家くもはちと赤坂の紀伊国坂で出会うところから物語は始まる。その日は怪談で有名な小泉八雲の葬儀が行われていた。三流怪談作家であるくもはち小泉の死を怪談仕立てにした小説を書かねばならないため、二人は葬儀を取材する必要があったのだ。二人は首尾よく葬列に紛れ込むが、むじなが葬列を監視する男を発見する。男はなんと神経症のあまり小泉八雲に雇われた探偵に追われていると錯覚する帝大教師夏目金之助だった。
売れない二人は怪談の種を、出版社とのつてを、また小遣い稼ぎにと東奔西走するが、その度に奇妙な人々と出会う。怪談の種を売ろうとする不気味な文学青年に、不思議な力を持つ法制局参事官、大手出版社博文館の編集主任にして女学生に取り憑かれた自然主義文学の先駆者。そして妻が妖精にさらわれたという英国人アーサー氏。二人の妖怪をめぐる冒険が始まる。
妖怪というと恐ろしさを感じさせるために殺伐とした描写が多くなりそうなものだが、内容は表紙のイラストのようにユーモラスそのもの。歴史的事実かどうかはさておき、裏付けがなされた文士たちは一人一人特徴的でどのキャラクターも印象的である。また、登場する妖怪たちもいかにも『出そう』な時代が与えられた上、様々な資料から推し量られた妖怪の正体や能力は荒唐無稽な存在に一定のリアリズムを与える事に成功している。
とにかく読んでいて飽きさせられるところがない。また、最後でもたらされるとある人物の正体とそれをめぐる事件は、貴方に再び本書を手に取らせることだろう。
黒鷺死体宅配便 (14) (角川コミックス・エース 91-20)
私は、ただただ…沼田さん大好きなだけです。
彼女には 葬式帰りに錯乱した 孤児の里親の死に 心乱れて 身を委ねて結ばれる。が、ゆえの 沼田さんが必要です。
受けとめ 愛してください。