ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.97 GOSICK 『ヴィクトリカ』
元ネタ作品は知らないのですが、スリーブの出来やデザインなどを見て一目ぼれして購入。結論から言うと、すばらしいの一言でした。
スリーブそのものの出来は、まあまあ良かったと思います。
2つ買ったのですが、全部大きさはピッタリ揃ってましたし、たまに端っこに、製造段階でカットしたときに残ったであろう銀色の糸っかすがこびりついていることもありましたが、つまんで剥がせる程度のもの。普通のキャラスリ程度の耐久性はあるのだと思います。
特に気に入ったのはデザインで、全体的に『黒!』といった雰囲気が、デュエルマスターズやMTGなど、各種「色」を持つカードゲームに存在する黒いデッキの雰囲気に合っていて良いですね。背景の本棚が淡く光っていて幻想的な様相を醸し出し、タイトルロゴもその雰囲気を壊さないようできている。せっかく絵の雰囲気は良くてもど派手なタイトルロゴで雰囲気をぶち壊してしまうことの多いキャラスリーブでこれはポイント高いです。
また最近は多いですが、額縁(?)っぽい装飾が施されているのも絵柄と合っていて尚良い。デザインは◎です。
ただ、欲を言えば表面(中のカードが見える面)もその雰囲気を壊さずに黒で突っ切ってほしかったですが(表面は銀色です)。
いずれにせよ、元ネタ作品のファンでなくとも、“特に黒使いの人は”購入して損はないと思います。個人的感想、参考になればさいわいです。
GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
桜庭先生
お願いします。
外伝sでもいいです、でも出来れば長編、大ボリュームで・・・新世界での二人の推理と冒険を。
渇望しております。
N.Y.を、アヴリルや瑠璃さんが訪問したりしますか。グレヴィール兄さんにもHappy Endが来たりしますか。
N.Y.市警殺人課には。R.Q.警視がいたりして、その息子の高等遊民にE.Q.がいたりして。
西海岸には、家出した妹を探すS.S.も。
現実の歴史では、大戦のはざま。1930年代〜・・・「黄金時代」ですもの。その、何が何でも読みたいです。
私の男(韓国本)
最初の章で、二人の奇妙な関係がとても興味深く、次の章の夫の視線で二人を
客観的に見られて、さらに興味をあおられました。
しかし読み進めていくに従って、微妙に気持ちが盛り下がっていきました。
匂い立つような気配はあっても、主人公にいいも悪いも共感して、心情を追って
いけなかったからだと思います。
風景描写や周囲の描写(たまに読むのが疲れるほどしつこいことも…)は多いですが、主人公の気持ちは見えにくい。
主人公が愛情以外の、そのほかの生活へ向ける視線にリアリティが薄いせいかもしれないと思いました。
しかしその肝心の愛情の変化も、過去にさかのぼっていく手法のために分かりづらいです。
小学〜高校まで、そして今と二つにしか別れておらず、高校〜今までの
肝心の「結婚を決める」までの主人公のじわじわと変わっていく
愛情の変化を、微妙な言葉の変化、態度で、
じっくりと読ませてもらいたかった気がしました。
今読み終わった印象では、過去にさかのぼって、
近親相姦、そしてどうやって触れ合うようになったかと過程の謎ときがされただけで、
それによって主人公がどう変化していったのかが書かれてなかった気がしました。
引き取られた頃、二人が触れ合うようになったきっかけも「血」という
運命に決定づけられて、それはそれでいいかと思うのですが、
全てを「血」という運命のせいにしてしまわなかった方がよかったのでは、と思いました。
主人公があまりにも、簡単に言えば「何かこの人は特別」という
感情が繰り返されるので、だんだんとしらけてしまいました。
もっと他の要素を加えれば、お話が深くなっていったのではないかと思います。
そしてこの小説は少々長すぎるような気がしました。
悲しい時には海が暗く見えたり…という記号のような風景描写が多く、
住んでいた地域が寒くて海が暗いのはよく伝わってきたので、
もう少しすっきりさせた方が効果的なのでは?と思いました。
途中で「あ、また…」と思うと同時に、少しおかしくなりました。
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
アニメの後半部分は知らないストーリだったので、アニメオリジナルかと思っていました。なんと原作が再開されていたとは!本作はソビュール王朝最大のsキャンダル、ココ=ローズ事件を軸に、GOSICKの終焉に向けての前ふり的内容になっています。事件自体は演劇に例えて語られていきますが、ミステリというより、マジック(奇術)的なお話で、多分に視覚的な要素を考慮した展開になっています。内容はとまれ、GOSICKが再開され、最終章まで執筆されることになったのはうれしい限りです。
TVアニメ「GOSICK-ゴシック-」オープニング・テーマ:Destin Histoire
放映時から気になっていて
ネットで調べてみたのですが情報が余りなく
謎のアーティスト状態だったのですが
意外な経歴や実力に裏付けられた経験に
ただただ驚かされるばかりでこれからの
歌い手としてかなり期待できるんじゃないかなと
思っています、頑張ってほしいアーティストさんです。