そのときは彼によろしく (小学館文庫)
『愛』と書いてしまうとなんだか妙に恥ずかしいけれど、
言葉に出来ない分、この物語は私にとってとても大切です。
「いま、会いにゆきます」で描いていた夫婦・家族の愛が
更に友達や兄弟まで広がっていて、読んでいる間中、
なんだか嬉しくて、彼らを応援していました。
市川さんの描く世界は優しくて、暖かくて、
仕事等で疲れていると、この世界に住みたいなぁと思ってしまいます。
癒されたい方、ぜひどうぞ。
「いま、会いにゆきます」が好きな方もぜひ。
ドラマCD いま、会いにゆきます
ちょっと後悔するくらい、しばらく後を引きそうなほど泣きました。
石田サンの検索で見つけて、レビューで石田サンの話が多かったので、てっきり朗読かと思って買ったのですが、違いました?。(←キャスト:巧=石田彰、澪=平野綾)
話しは映画を観ていたので、ただキャスト買いをし、朗読では無かったことにちょっぴりガッカリしていたのですが(朗読で聴いてみたかったので)、石田サンの巧に、平野サンの澪にしっかり泣かされました。
結末を知っているせいで、巧や澪が幸せであればあるほど、待っている別れに胸が痛くて泣けました。巧の(再会した)澪に対する『愛しい』という気持ちが、言葉言葉からあふれてきて、それを大好きな石田サンが演じているんだから、ファンなら文句ないでしょう。
また、映画の竹内サンのイメージとはまた違った、少女のような大人の女性のような、どちらも持ち合わせた平野サンの澪も可愛いくて、『あぁ、何度巡り会っても、この二人はまた、恋におちるんだろうなぁ…』と感じられるくらい、お互いへの愛情の深さ、純粋さにぐっときました。
映画とはまた違う世界が味わえて、購入に満足しました。
また、思い切り泣きたい時に引っ張り出してきたいです(笑)。
ただ、君を愛してる プレミアム・エディション [DVD]
始まってすぐの映像の綺麗さと音楽の良さにびっくりしました。
そして玉木宏さんと宮崎あおいさんの絡みもとても良く、冒頭の10分で完全に物語に引き込まれました。
玉木さんは透明感のある演技を見せてくれ、宮崎さんは不思議な少女をとても可愛らしく演じています。
プレミアム・エディションは特典DISC、フォトブック、静流から誠人への手紙が付いています。
特典DISCでは舞台挨拶、メイキングの他、主要キャスト全員のインタビューが観れます。
またフォトブックは静流と誠人の魅力がいっぱい詰まっているのでお勧めです。
手紙はもったいなくて開けていません(笑)
主演二人のファンならプレミアム・エディションを迷わずお勧めします。
自信を持ってお勧めできる作品です。
ただ、君を愛してる スタンダード・エディション [DVD]
ラブストーリーの映画はあまり観ない方だが、大好きな女優「宮崎あおい」が主演というのでDVDを手に入れさっそく観させてもらいました。…少し切ない、心地よい涙を流させてもらいました。主演の玉木宏、宮崎あおいの2人が息も合っていてすごく良かった! 玉木宏はドラマ「のだめカンタービレ」で天才的な才能を持つ音大生、千秋役をコミカルに時にはエキセントリックに熱演していたが、本作の誠人役の様な身体的なコンプレックスを持つナイーブな役も違和感なく演じていて感心しました。 他の出演者も素晴らしく、中でも黒木メイサの凛とした美しさと、後半の演技はこれからを期待しても良い女優の一人だと思います。そして宮崎あおい…彼女なくしてこの作品は成立しなかったと言っても良いぐらいに圧倒的な存在感を観せてくれます! 屈託なく笑い、他人の話や誠人の事で涙する静流のなんと魅力的なことか‥! そしてキスシーンの時の、眼鏡を外した静流の少しあどけなさが残る生き生きとした輝くばかりのあの表情!眼鏡を外してびっくりしたのは誠人ではなく観ているこっちの方だった!…誠人から姿を消した静流は自分がしたいと思う事を誠人への想いを胸に精一杯やり遂げそして生きた!‥観終えた時に心の中に大切な何かを教えてくれた様な素晴らしい作品でした‥!
いま、会いにゆきます
著者の市川さんを知った時、魅力を感じこの本を手に取ったのだが、最後は涙で先に進めなくなる程感動した。
最後の部分で巧や佑司が澪に話す言葉のひとつひとつに、最愛の人をなくす事がどれだけつらく、悲しい事なのかが涙が出る程伝わって来た。
そして、別れの後も残された人は生きてゆかなければならないと言う事も強く感じられた。
人を愛するとはこういう事なんだと教えてくれる素晴らしい作品だと思う。