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A Shadow Falls
一枚一枚に魂宿るとてもボリュームのある写真集です。どうしてこんな写真が撮れたのでしょう。動物たちの目が哲学者のように、生きることの本来の姿を捕らえています。前文のエピソードも秀逸。
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BURRN ! (バーン) 2009年 10月号 [雑誌]
Burrnを読み始めたのは90年くらいからだったけどあれからもかなりメタルとハードロックの世界は様変わりしてきたなぁ。
正直言えば、幾つかのバンドや作品についての評価はこの雑誌とは完全に意見が合わなかった。
でも、長年参考にして読んできたのも事実。
まあ、これからも数少ないメタル雑誌として頑張ってちょうだいな。
若い方は本号の「アルバム200選」と白黒ページの「スラッシュメタルの25年」はかなり参考になると思うよ。
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ライヘンバッハの奇跡 (シャーロック・ホームズの沈黙) (創元推理文庫)
シャーロック・ホームズの大空白時代を描くパスティーシュに、ホジスンのオカルト探偵・幽霊狩人カーナッキが客演する、と言う趣きの一冊。カーナッキが登場する作品が新規に出ると言うだけで満足な人は満足のはずです。ただし読者がホームズものの基礎的な知識を押さえていて、さらにカーナッキの存在を知っている事が前提になっている感はあるので、そういう意味では読み手に求めるハードルは高いと思います。
上記の通り名探偵二人の競演ではあるのですが、カーナッキがまだデビュー前の二十歳そこそこ、さらに舞台がライヘンバッハの滝から始まると言うだけあって、繰り広げられるのはまさかのノンストップアクション。息もつかせぬ逃走劇がスイスからフランスへと展開していく手に汗握る展開。
二大探偵が意地と持論をぶつけ合い、推理を議論して推理を競わせる…… みたいなのを期待していると、かなり豪快に肩すかしを食う恐れがありますが、まさかまさかが次々と続く展開はかなりの熱さと面白さがあります。
推理ものとは言いにくいのですが、ホームズもの、さらにカーナッキものを読みたい方にお勧めです。ハードルは(あとお値段も)若干以上に高いので、そこを飲み込める方にぜひ。