月面兎兵器ミーナ 汁実BOX【初回限定生産】 [DVD]
DVD最終巻のリリースからわずか13ヶ月でBOXの発売です。
価格は単巻で集めた場合のほぼ6割程度。
一応スピンオフ作品ですが、「電車男」の知識がほとんどない私でも
特にひっかかったり疑問に感じるような点はありませんでした。
(TV未放映2話については見ていないのでわかりませんが…)
一応メインとなるテーマとそれに沿ったシリアスな展開もありますが、
お気楽に変身美少女アクションコメディとして楽しむのが吉でしょう。
(恋愛要素は控えめで、「ラブコメ」という括りは違和感があります)
上記観点で評価すれば全ての点で水準をやや上回る出来だと思います。
個人的にはOP、EDも結構お気に入りです。
作品自体の評価「3.4」に、BOXがこんなに早くしかも適価で
販売される点を鑑み「0.5」加算、端数を切り上げた結果の星4つです。
(心情的にはあまりに早すぎるBOX化は褒めたくないのですが評価は別)
もともとHDなのでブルーレイ版も遠からず発売されるかもしれませんが、
この値段での購入ならまあ納得できるんじゃないでしょうか。
CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)
最後まで一気に読ませてくれて、とても面白かったです。
読後の印象としては、1〜11巻中で一番よかった。
見せ場の連続だったし、アクションシーンはもちろん、
ところどころに入るギャグが冴えていたと思います。
後日譚として、なつかしのキャラのショートストーリーがあったり。
盛りだくさんでした。
後、巻末に4ページ、ドレス、小物のデザインラフがあり、
キッチリと几帳面に描かれた、マンガとは違った絵柄が新鮮です。
今巻、個人的にとても読みやすかったのですが、
構図の取り方が、普通のマンガのスタイルに近くなっていたからだと思います。
9、10巻では、作者の持つ、独特の立体感覚を生かした、
ダイナミックな構図、緻密な描きこみの迫力の画の連続で、
マンガとして読むには、正直読みづらかったです。
11巻では、ストーリーを消化するためだったのか、
緻密な描きこみはそのままに、
普通のマンガとして読めるコマわりになっていて、
それが、ストーリーの展開スピードを加速させる事になってます。
気になる伏線も回収されていたし、大満足です。
個人的には、作者の遠景をバンバン入れた絵が、とても好きなのです。
9巻、10巻もたぶん、フルカラーだったら、とても見やすかったと思います。
めちゃくちゃ描くの大変でしょうけど。
少女自転車解放区 (WANIMAGAZINE COMICS)
私は鬼頭さん、高坂さん等、好きなクリエータが何人もいたし、村田蓮爾さんがOVA「青の6号」以来好きでした。また、自転車もイラストも趣味として長年楽しんでいるので楽しめました。
それぞれのクリエーターさんのこだわりのあるロードからお買い物自転車を見ているだけでも楽しく、実車以上に美しく描かれたイラストはほれぼれもしました。
ですが反面、萌というようなイラストを期待しすぎると外すと思います。
EMOTION the Best トップをねらえ2! 劇場版 [DVD]
昔からの『トップをねらえ!』ファンの中にもこの作品は「まだ観てない」 「観る気がしない」 という方も少なからずいるのではないでしょうか。つい最近までは自分もそのうちの一人でした。 で、ものは試しとばかりに借りたレンタルDVD、見始めてすぐ「予想通り前作とは世界観が大きく違うなぁ…」というのが正直な感想でした。 しかし前作に固執せず一本の作品として観ればなかなかに面白いとも感じながら最後まで見終わった時…、この作品も『トップをねらえ!』だと思えました。 昔からの『トップをねらえ!』ファンでこの作品をまだ観ていない全ての方、ものは試しに是非とも観ていただきたいと思います。 評価は前作を★5つとするならば★4つとさせていただきます。
Food Girls (マジカルキュート)
昔okamaさん快楽天で連載してたっけなぁ。
そんなことを思い出しました。
食べ物を擬人化した女の子達が主役、という設定からして流石。
設定が設定なので女の子以外の登場キャラや世界観、服に小物など。
とにかく一冊通して完膚なきまでにokamaワールドが展開されています。
しかも(ほぼ)オールカラー。ずば抜けた色彩センス。
一話に一つあるコマぶち抜きちょいエロカット。
面白い面白くないを超越した『ああ、okamaさんの漫画読んでるぅ』
という不思議な充足感。そしてパンプキンちゃんラブ。
初めてokamaさんの作品に触れる人には少し難しいかもしれませんが
それでもちょっと触れてみて欲しい作品です。
言わずもがな、ファンの方は絶対買いです。
ポップでカラフルなokamaワールド。どうぞどっぷりお浸かり下さい。