Train Simulator
まず音が素晴らしい!低音がきちんと再生できるスピーカーならディーゼルの排気まで匂いそうなくらいリアリティにあふれている。
画はグラフィックボードの性能に左右されるが、3Dが苦手なG550クラスでも問題なく描画される。深夜の雪の峠を重い貨物を牽いてあえぎながら上っていく様はまるで映画のよう...EASYモードでこれだけ楽しめたら、文句なし。蒸気機関車の運転は難しいが、視点を切り替えて俯瞰すれば、旅情あふれるオリエント急行の旅を存分に味わえる。
乗客が全く乗っていない(これ以上の情報を入れると厳しいのはわかるが)のが、ちょっと残念。
小田急ロマンスカーはこね号 10000形 HiSE(新宿~箱根湯本) [DVD]
少しでも長く楽しませたかったのか?ほとんどの区間で徐行運転で走
ってました。景色は良かったんですが、工事区間が多かったのもちょっ
っと・・・。工事が終わって、颯爽と走り抜けるロマンスカーに期待します。
木暮荘物語
あらすじは皆さん書いてはるので省略。
最初は、「うわ、有川浩と似てるやんか!読むのメンドイ」と、
思わせるありがちな短編が続きます。
それがコロリと変わったのが「ピース」。
友人に、「できちゃった」赤ん坊を押し付けられた女子の
話ですが、命のつながり、生物が営々と生を営む意味って?
というとんでもなくも深い所まで示唆しているのです。
ストーリー的には「よくできすぎ」「作りすぎ」の感じもありますが、
なんで私は生きているの?子孫も残さないのに!
という どうしょうもなく殺伐とした問いかけに
不十分ながら 答えてくれます。
これだけで 満足!
勝又悠監督短編集「小田急足柄線」 [DVD]
「はい!もしもし、大塚薬局ですが」を見て、勝又悠監督を知り、試しに見ましたが、
数々の映画祭で上映・賞をとっているだけあって、
他の若手監督と違い、作品のクオリティが高いです。
思春期の淡い思い出や女子高生にフィーチャーし、
自然豊かな南足柄を舞台に繰り広げられる短編作品たち。
ひとつひとつ違った感覚を、面白さを発見させてもらえ、
勝又悠監督のその作品に対する思いを閉じ込めた、
ブックレットを見て、更に共感する事が出来ました。
あまり、こういった作品は世に出てないと思いますが、
是非、オススメの作品です。