私を変えた「聖なる体験」
医学博士、医師などによる本が目につきますが、内容はさまざま・・
内部告発的内容のものから、体験談などなど。
この本は体験談と、それの解説と言えると思いますが、
この一種オカルト的な内容が不思議に思えないところが不思議です。
多分誰にでも、そういえば・・と思える、科学や言葉では説明できない
体験があるのではないでしょうか?
自分はおかしくなってしまったのか?と思われるような体験が
実は、誰にでも起こり得るものなのだとわかります。
精神科医の書かれる本は、以前から面白い物が多いと感じていましたが、
これもその中の1冊です。
ギミー・ヘブン スタンダード・エディション [DVD]
『共感覚』。
私たちは、晴れた空を見たら青いと感じる。水に触れると冷たいと感じる。『共感覚者』は、普通の感覚と同時に、青い空が苦かったり、冷たい水が四角いと感じたりするそうだ。どう感じるかはまた、人によって違うという。
そして、同じ感性を持つ人と出会える確率は、20000×α分の1(いまいちよくわからない数式だが)だそうだ。とにかく低いということでしょう。
麻里(宮崎あおい)の親が殺された。しかし、親が殺されたのは、実はこれが初めてではない。
産みの親も、育ての親も、またその次の育ての親も、次次と殺されてきた。その度に、より資産の多い家の養女となり、はた目にはより幸せな境遇になっていたのだった。今回は、3組目の育ての親だった。
現場に残された奇妙な図形の意味は? それともただの偶然か?
新介(江口洋介)は、共感覚者。他の人とは違うその感覚を内に秘めて、表面的には、普通の人と同じように暮らしている。
この新介の職業(?)が私には興味深かった。本業は、チラシなどの広告デザインをやっているみたいだが、実は、ヤクザ(鳥肌実)の下請けで、貴史(安藤政信)と一緒に盗撮サイトを運営している。
その盗撮(契約)していた女性の部屋の映像がおかしくなった。また、別の盗撮カメラには、女子高生の姿が映っている。新介たちは、事件に巻き込まれていく。
江口洋介、安藤政信、宮崎あおい、石田ゆり子、松田龍平。キャストが揃って、上質なスリラーに仕上がっていると思う。
謎解きは親切で、最後に見せる映像は、感動モノです。
観終わったとき、もう一度最初から観て、別のエンディングを創りたいと思いました。
そういえば、『共感覚』とは違うが、子どもの頃、『自分が見ている赤い色は、他の人も同じように見えているのだろうか?』なんて思ったことがあった。
聖者の行進 DVD-BOX
もう10年以上昔の作品なんですね。
「聖者の行進」がテレビ放送していた頃、私はまだ幼くて…
この衝撃的な内容を正視することができませんでした。
最近、このドラマを全話見ました。
やはり、内容は衝撃的で、目を背けたくなるシーンもしばしば…。
暴力的なシーンが多いので、また見たいという気持ちにはなれません。
でも、裁判の時の永遠の言葉には泣きました。
すべての暴力的なシーンは、その言葉の為にあったかのような…。
これから先、このドラマを見返すことはないかもしれません。
それでも、永遠の言葉はずっと記憶に残ると思います。
高校サッカー聖地物語 僕らが熱くなれる場所
高校時代の聖地といえば一般的に国利競技場。
しかし当の本人たちからすれば、各地区予選決勝を戦う地こそが聖地と呼ぶにふさわしいと考えている。
それぞれの記憶と思い出で綴る聖地の物語が高校サッカーの奥深さを改めて教えてくれる。
ギミー・ヘブン コレクターズ・エディション [DVD]
古典的表現のひとつに人が撃たれるシーンでは、必ずでかい音の盛り上がりをかけて、びっくりさせるというのがありますが、そういうのが無かったのには好感を感じました。
ストーリー自体は良く言えば独特、悪く言えば消化不良といった感じです。
ゲーム、盗撮、共感覚、やーさん等いろいろな要素を詰め込んだストーリーは今までの映画には無いテンポの良さをかもしていましたが、作中で広げた風呂敷をたたみきれなかった感も強く、特にラストは何が言いたいのか分かりませんでした。演技は特に悪い人はいなかったのですが、江口の演技がオーバーで浮いていました。