がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」
著者は、MRIによる脳機能イメージングなど最先端の研究と理論で世間の注目を集める、アメリカ精神医学会の期待の星だった。しかし、31歳にして脳腫瘍が発見され人生が暗転。近代医学を集約した最善の治療を受け、治癒したと思った頃に再発が発見され、打ちのめされる。
本書は、そんな経緯を経た著者が初めて自分の生活習慣全般を見直し、心の持ち方を含め、自分のこれまでの生き方に欠けていた部分に気づき、やがてがんを克服するまでをつづった感動的な手記である。
加えて、優秀な医師である著者が、がんのメカニズムを研究してその謎を解き明かし、食や、心のケア、運動、心の持ち方、ライフスタイルによる“がんの攻略法”を科学的に解説している。
人は誰もが体内に「がん細胞の芽」を持っているが、同時に、その芽が、がんに育つプロセスを妨げるように体はつくられている、そう断言する著者が、自らその“自然治癒力”を生かし、がん治癒に至るプロセスは実に感動的である。32カ国で翻訳され、世界中で100万部のベストセラーとなった必読の書です。
ルー・グラム・バンド
フォリナーを脱退したルー・グラムが結成した新バンドのデビュー作で、2003年に脱退してから、なんと実に6年の歳月が流れています。すっかり肥え太ってしまい''スティーヴ・グリメット'≠ンたいになってしまったルックス…声も、以前のようなハリは失われています…。
ところが、このアルバム。「意外」といっては失礼ですが、「悪く」ありません。
オーソドックスで奇をてらわないロック・アルバムで、ヴェテランならではの余裕と、良い意味で肩の力のぬけた音が心地よい1枚です。トシをとって衰えたなら衰えたなりの歌い方や表現があって、衰えても全盛期のように歌おうとあがくより、よっぽど好感が持てる音源です。
おそらく、かつてのようなメガヒットは飛ばせないだろうけど、良い年のとり方をしている。難病を克服したことが彼になんらかのいい影響を与えているような気がしてなりません。詞の内容もかなり、それっぽいし…しかし、往年のマイナー調のリズムとメロディーは健在です。ソロ1,2作目が好きな方には文句なしのお勧め盤です。シャドウ・キングで懲りた方には「今1度のチャレンジ」を!
ちなみに、メンバーのベン・グラムとリチャード・グラムは、ルーの兄弟だそうです。
「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本―ADHDタイプの部屋時間仕事整理術
小さな頃から片付けが苦手、忘れ物ばかり、いつもちょっと遅刻しちゃう私です。
いろんな片付け本やグズを治す本を読んできましたが、なかなか改善されませんでした。
この本も、よくある方法ばかり?と思いましたが、「ADHDタイプのあなたは、こんな状態に陥っていませんか?」と図星のことがあちこちに書かれ、「こうするといいですよ」という具体的な対策が「これなら私でもできそう」というものが多くありました。「うんうん、よくある。そうすれば良かったのか」「だから、できなかったのか」私にぴったりくる本でした。
自慢じゃないけど、たぶん普通に、簡単にできることが難しいから、一般の片付け本のハードルが高いのかも、って、この本を読んでようやくわかりました。まずはやることを思いついた先から紙に書いて、時間は前倒しに設定します。
いろんなことを少しずつ実践して、もう遅刻しないようになりたいです!
読んでみて良かったです。
どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
子供の頃から、片付けが苦手。
よく落し物をする。
学生時代も要領が悪く、提出物を守れなかったり、
出してもギリギリ。。。
社会人になって、スケジューリングと期限を守る
ことは、少し改善されたけど、依然として、整理整頓
が苦手でした。
だからと言って「片付けられない女たち」
という本は、自分で認めたくない!という部分も
あって、読む気になれなかった。
しかし、書店でこの本をみつけた時、どうしても
気になっていっきに読みました!
ひとことで「ADHD」と言っても、部屋の整理整頓
は得意でも、人付き合いが苦手、時間ギリギリ・・・
などいろんなパターンがあるのです。
この本は、最後まで「病気ではない」
「自責より工夫を!」と言ってくれているので、
とても救われました。
ちょっと思い当たる親友に勧めても、嫌がらず
読んでくれて、
「10年前にこの本に出会いたかった!!」
と、も言われました^^。
気になる方は、ぜひ、お読み下さい。