光速シスター 1 (ビッグコミックス)
ある日、宇宙人の事故に巻き込まれた会社員の主人公。
朝、目が覚めたら何も覚えていない。
部屋にはかわいい妹がいて、会社や出張先までついて来る。
かわいいけれど困ったやつ。
あれ?でも俺に妹っていつからいたっけ?
・・・という感じの星里もちるらしいほのぼのコメディ。
SFの描写は不得手らしくあまりにお粗末。
まあでもそこは目をつむって、
少しづつ主人公に惹かれてしまう妹?と、
温かい同僚たちとのコメディを楽しみましょう。
ハルコの晴れの日(1) (まんがタイムコミックス)
作者の愛読者としては、新作が出るのをいつも楽しみにしています。今回の作品は、恋に仕事にがんばる、かわいい主人公の話です。作者が大事にする、ストーリーのテンポ、内容の深さはこの1巻では、とくにありません。軽く読み流して終わりです。でも2巻が出れば買います。
夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)
20代の中川くんは会社に勤めるサラリーマン。合コンで知り合った彼女とそのままホテルに入っても、やはり簡単に肉体関係を持つことに抵抗を覚えて彼女を置いて歩いて帰るというメンドクサイ性格の持ち主です。そんな中川くんの趣味は『歩く』こと。いつでもスニーカーを所持していて、都内から自宅まで数時間かけて歩いてかえるのが日課です。そんな中川くんとふとしたきっかけで知り合ったこれまたメンドクサイ女(どうメンドクサイかはお話しの肝なので伏せます)であるミサキさんと、ウォーキングをしながら距離を縮めていく話しなんですが・・・
「りびんぐゲーム」の頃から比べるとはかなり踏み込んだコンプレックスを、多少コミカルに、しかし「本気のしるし」の頃よりはソフトに扱っていて、しかも1巻で完結、なかなかさらりと読めて面白かったです。
「りびんぐゲーム」が懐かしい方にオススメ致します。
私も中川くんに同意しちゃうなぁ〜
簡単に手に入ると達成感低くて充足感も短いけれど、いろいろ障害や時間をかけるとそれなりに関係性が生まれて面白いと思うんだけど。ロマンスってそういうことなんだと思います。
光速シスター 2 宇宙にたったひとり… (ビッグコミックス)
第二巻を読み、ページが進んでいくうちに「第二巻で終わりかな?」と思ったら
まだ連載が続くみたいで、予想が外れてちょっとうれしかったです(笑)。
絵柄もストーリーも雰囲気も全体的にほのぼのしてます。
ハナ(主人公の妹を演じている宇宙人)のちょっとしたヌードも出てくるけどエロくないです。
妹系の話だけどあんまり萌え要素もないです。
でも不満はありません。
この第二巻ではハナが宇宙人であることがみんなにバレます。
でも誰もハナを拒絶したり変な目で見たりせず、ほのぼのは続きます。
なんかレビューになってなくてすみません。
光速シスターはほのぼのが好きな人にはお勧めの漫画です。
でも期待せず読んでください。
ところで「光速シスター」って題名は「光速エスパー」から取ったのかなと思ったりしました。
ちゃんと描いてますからっ! 1(リュウコミックス)
星里もちる作品をまともに読むのは久しぶりです。
りびんぐゲームとか、それ以前のはよく読んだものですが。
…「結婚しようよ」辺りからとんと読んでないなぁ。注目はしてたのですが。
とは言え、切羽詰まった状況作りとハートウォーミング感のバランスは相変わらずイイ感じです。
お父さんがサイン会をすればそれなりに人が集まる程の中堅漫画家で、
担当編集との打ち合わせ中にネームも切ってしまう程の実力の持ち主であるのに、
いざペン入れとなると行方をくらませてしまうダメっぷり。
そんな状況をフォローしまくる主人公である歩未ちゃんたち姉妹+アシスタント1名。
父の背中を見て育っただけあって何とか無事に毎回の〆切を越して行ってます。
正直、コメディ調の線が極端に少ない絵が増えてるのは画力が落ちたか?とも思わせるのですが、
切羽詰まった感の緩和にも一役買っているのも事実。
この子ら家族がいずれどんな鞘に収まって行くのか、今後の展開が楽しみです。