忌野清志郎の世界
本格的な油彩から落書き、また「週刊 鳩」までが、ステージ衣装やポスター、スチール写真などと共に満載で、まさに清志郎博覧会!。惜しむらくは、生きているうちに出版されて、清志郎の自慢話を聞きたかった。
ロックで独立する方法
これは素晴らしい本です。
僕は3年前に起業した、零細企業の経営者ですが、今も「勝つか死ぬか」みたいなギリギリの状態にあります。
そんな中で読むと、第六章「独立は自由か面倒か」は、ヒリヒリ胸が痛むし、又「僕も頑張らなきゃ」と勇気ももらえる。
現在そういう環境にない人には切実じゃないかもしれないけど、ホント全部を「自分」が決めなくちゃいけないって、とってもつらいんですよ。
夢を持って未来を語ろうと思っても、清志郎の言うとおり、周りは「数字の奴隷」ばっかだし。
でも、負けないでやろう!って勇気をもらえる(しかも清志郎から)んだから、夢を叩き潰されそうでヘコんでる人は読んだほうがいい。
すべてはALRIGHTだっ!
カバーズ
とうとう原発が…。 ねぇ清志郎、今の日本を、どう思ってる?
COVERS
この作品を完成させた時、清志郎はレコード会社のオフィスに呼ばれた。そして、このアルバムはリリースできないと告げられる。そう当時、RCサクセションが所属していた会社の親会社は原発を作っている会社なのだ。
清志郎は何も言わず、灰皿を投げ捨て部屋を出た。その後、RCサクセションと忌野清志郎の中で何かが変わり始めていた。
LOVE ME TENDER
by エルビス、清志郎
ティアーズ・オブ・クラウン [DVD]
RCの第2次ピーク時のライブ映像。
僕自身もアルバイトで貯めたお金でチケットを買って、毎年日比谷屋音のライブを楽しみに行っていました。
日比谷公園で鳴く蝉の声が日の沈む頃には静かになり、ステージがしなやかに始まります。あの時の思い出が蘇りました。。。。。
この時代、今から考えると日本のロックは決して恵まれている状況とは言えない中にあって、数少ないメジャーな日本のロックバンドとして息を吐いていました。
レコードもCDも持っていますが、映像は初見。このライブ映像を見て、今見ても色あせないパフォーマンス、楽曲に改めて感動。
現在の日本のロックの基礎を作ったバンドなので、実体験できなかった若い人にも是非、見て欲しい。