グレイテスト・ヒッツ
リマスターされていない音源なので、どうにも音が痩せていてバランスも悪く、スージーのボーカルのみが際立ってしまい、聴いてて少々疲れるのだ。
でも、それはこのCDが発売された当時は、致し方ないことではある。
私がいつも思うのは、残念なのは、どうして日本盤の廉価盤CDって、安っぽさ満開なんだろうってこと。
相変わらずブックレットは極端にショボイし(ペラ1枚)・・・。
「サディスティック・ロックの女王」で「陶酔のアイドル」だぜ、スージー・クワトロは。
このジャケのスタイルで何枚かカッコイイ写真があるはずなのに、一枚くらい使って欲しいものだ。
ビジュアルも大切な売りの要素だったんだ昔々の洋楽は・・・。
スージー・クワトロのベスト盤、充実したライナー、訳詩が付いているのが救い。
誰も言わないから、言っとくけどね、スージー・クワトロは本物よ、グレイトなロックン・ローラーなのよ。
ちと高いが、リマスター再発されたオリジナル・アルバムを購入するしかないのかな・・・。
以下蛇足。
初めて買った洋楽が、スージー・クワトロのシングル「ワイルド・ワン」とディープ・パープル「嵐の女」。当時、レコード店でスージーのポスター見て即購入。あのポスター、欲しかったな〜〜〜。
GREATEST HITS
元々は、アメリカ・デトロイト出身の彼女がミッキー・モストにスカウトされイギリスに渡ったことで大成功を収めた。彼女の音楽は、一見ロックン・ロールの真似っこ、フェイクじゃないかと思わせるが、ベースをブンブン唸らす豪快なステージングを見れば、彼女がロックに対して本気だったことが分かる。それでいて、自然と滲み出るあどけなさを合わせもっていたというアンバランスさが、なんといっても彼女の魅力だと思う。後のランナウェイズはカッコイイお姉さんたちを演出していたが、スージーは見た目からして、かなり幼い感じで、なのに、あのド派手なステージングをするのだから、人気が出たのも当然のことだろう。
そんなスージーの鳴らす音はやはり避けて通れない魅力があり、オリジナルアルバムを全部集めるまではいかないが、お手頃価格のベストで聴いておく価値は十二分にあると思う。
レザー・フォーエヴァー・ザ・ワイルド・ワン・ライヴ! [DVD]
30年前から大好きSUZIです。
確かに声も出ていません。チョット寂しいです。
でも50すぎても、こんなに楽しいLiveが出来る事が、とってもステキで嬉しくなります。