ゲゲゲの鬼太郎 ソフトステージ 墓場鬼太郎
皮肉な表情、細くアンバランスな手足。箱のデザインもマニア好み。ただ、ざ、ざんねーん残念。自立できないんです。透明部品を脚部後方に取り付けるか、箱にセットしたまま飾るしかありません。可動部もスムーズなんですが…。頭が大きすぎるんですね。
そのまま一人で立てないなんて…OTZ
墓場鬼太郎 第四集 (初回限定生産版) [DVD]
鬼太郎が妖怪退治に奮闘する二つのエピソード、第9話「霧の中のジョニー」、第10話「ブリガドーン」が第四集の最大の特徴だと思う。
特に時の池垣首相(!)からの依頼で、氏を吸血鬼ジョニーから守る護衛役を引き受ける9話は、妖怪ポストに投函された子供たちのSOSに答えるゲゲゲの鬼太郎を彷彿とさせる。
「墓場鬼太郎」としては末期のこれらの作品群に、のちの「ゲゲゲ」と似通ったプロットがかいま見られることに、ものすごく興味を覚える。
とはいってもあくまで「墓場」は「墓場」。けなげに妖怪退治を試みる鬼太郎ではあるが、相変わらず、オツムも腕力(妖力?)もからっきし弱く、いずれも失敗に終わっている。
只誰が何と言おうが、私にとっては、チャンチャンコや下駄で、バッタバッタと妖怪をなぎ倒すゲゲゲの鬼太郎よりも、あっけなくジョニーに溶かされたり、ガモツ博士に絞殺されかかる、頼りない墓場鬼太郎のほうが魅力的だ。(いずれも鬼太郎の危機を救い、妖怪を倒したのは目玉のおやじである。)
第11話「アホな男」は怪談ではあるが、実は不老不死・人間の物欲・現世と黄泉等をテーマとした、最終話にふさわしいメッセージ性の高いストーリーとなっている。但し決して偽善的でも押しつけがましくもないところが、水木しげるさんらしく好感が持てる。
墓場鬼太郎 第一集 [DVD]
正直な事を書きますと、私、「ゲゲゲ」の方も悪い作品だと思ってない。
むしろ、日本アニメ史上屈指の傑作だと思っていますが、この良さは更に上かと思います。
何より最も素晴らしいと思われるポイント・・・
「40年以上前」に作られたはずの原作、完全リメイクでありながら、斬新。
その一言に尽きるかと思います。
新感覚と言い換えても良いのですが、「何か新しい物に挑み、それを成功させた」感が、
随所から感じられます。
昭和30年代の日本の情景描写から始まり、かなりダークなネタ、そして鬼太郎の設定。
なにより、それらの調和が取れてまして、作品の完成度が高い。
蛇足ですが、中川翔子さんの演技が想像以上に上手かったのがびっくりしました。
モノノケダンス
音楽は理屈ではなく感性で聞くものだと再認識させられた曲です
「墓場鬼太郎」のOP曲ですが、アニメの雰囲気と曲調は乖離しているにもかかわらず非常に中毒性が高く、繰り返し聴いているうちにこのアニメOPはこれ以外考えられない!という感覚に見舞われました
決して損はしませんので是非一度聞いてみて下さい
一見墓場鬼太郎には合わないようで実はぴったりの曲です
テレビアニメ「墓場鬼太郎」オリジナルサウンドトラック
アイキャッチ以外、本編で使われた全ての音源が収録されています。
「君にメロロン」、「有楽町で溶けましょう」はフルで入っていてボリューム満点!
墓場鬼太郎の世界観が好きな方にはかなりオススメです。
夜中なんて特に、どっぷり浸れますよ。