この子の七つのお祝いに [VHS]
テレビで放送されてるのを10年以上前(だったと思う)に観て、衝撃を受けた作品です。その後、最近になって原作を読み益々好きになりました。で、レンタルでビデオを借りてきて観たり・・・。なんとも言えないあの寒い感じがたまりません(秋から冬にかけての寂しい感じというか・・・)手元に置いておきたい作品の一つです。
愛唱歌集
異国で暮らす老母が日本の歌を恋しがるので買った。
日本の歌のCDは由紀さおりとか島田裕子とかが主流だったが
鮫島さんは本場でリートを歌ってた人だけあって
すばらしい。癖のない、素直で澄んだ声であるので飽きないで
聞ける。いろんな類似企画のCDがあったがデンオンの録音のよさ、
選曲、ピアノの秀逸さでこれを選び、今も大満足している。
ブックレットの字が小さいのが唯一の難点。
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)
竜やカミサマ、そして、人形や狼男が、ヒトと共に生きる世界。
今作も、お腹いっぱい、大満足のファンタジーてんこ盛りの作品集である。
中世風な世界でのラブストーリーや、男性には絶対に描けない「母」の視点からの物語、また、意思の通じ合わない異種族との交流と、さまざまな視点から、執拗に人間の生の輝きを描いている。
日々の生活で、心のささくれだった方にオススメしたい。
この子の七つのお祝いに (角川文庫 (5890))
大横溝亡き後、この作者こそ新しい「横溝」になると思っていた。
読後のやるせなさ、いい知れぬ恐怖。次の作品を心から待っていた。
版元切れにしておくには勿体無いと思う。
「赤いランドセル」と共に復刊を望む。