仮面ライダーオーズ Full Combo Collection
他の方のレビューにあるように、私もほぼPV目当てで購入しました。
が、渡辺秀くんと三浦涼介くん、おふたりの歌唱力が素晴らしい。
ぜひ、どれも聴いていただきたいです。
ボーナストラックも、映司くんとアンクの掛け合いが面白いです♪
コンボソングメドレーもオススメ☆
PVですが、特撮作品だとは思えないほどの出来の高さです。
文句のつけようがないほどに素晴らしい。一種の芸術作品のようです。
そんじょそこらのJポップのPVよりも、格段にレベルが高いと思いました。
映司くんはもちろんすごくいいのですが、何と言っても、アンクを演じている三浦くんの切なげな表情やキレのある動きには、感心を通り越してうっとりしてしまいますね。
アンクの色っぽさや複雑な葛藤がよく表れていると思います。
二番目のマイクを挟んで歌っているシーンは、映司くんとアンクの関係性がよく表現されています。
お互い利用しあっている関係性なのに、少しずつ信頼というものが芽生えている、だけど人間とグリード、しょせんは敵同士。複雑で奇妙な関係性が感じられて、少し泣きそうになってしまいました。
このふたり、…どうなるんやろ。二人とも幸せになってほしい…。
タジャドルコンボもとても美しいです。
とにかく、渡辺秀くんと三浦涼介くんの歌唱力と表現力が素晴らしい。このふたつに尽きます。
特に、三浦くんのことはだいぶ前から知っているのですが、本当に素敵な役者さんに成長しましたね。
これからの活躍に期待大☆ですね!
このアルバム、オーズファンなら買って損はないですよ!
君たちに明日はない (新潮文庫)
解説で篠田節子が、山本周五郎賞での選評を一部披露している。作品単体をとらえれば、選評は的確であるが、それが山本周五郎賞のものとういうと、うなずけない部分が多い。
この作品は、山本周五郎が目指したものとあまりに乖離していると思うのだがどうだろう。
題名と山本周五郎賞受賞作品、および作者の作風から、まったく違う小説を予想していたのだが、これはこれで十分楽しめた。たしかに、あの人はどうなったのだろうという人もいるが、そういうことをあまり気にさせない仕上がりになっている。
ただし、やっぱり気になるのが、性描写。私には不必要であると思える。
その分、星をひとつ減らしておいた。
垣根ファンには申し訳ないが、本書のようなシチュエーションの作品を書かせたら、今日本で一番巧いのは、奥田英朗だろう。それを再認識させられた作品であった。
垣根には、「午前三時のルースター」や「ヒートアイランド」のような作品へと原点回帰をしてもらいたい。
性描写なしでもやっていける作家だと信じている。
圧縮批評宣言
読み応えがあった。
一つひとつの文学作品につぶさに目を注いだ膨大な読書体験が、主題や手法という切り口で芋づる式に繋がっていく。本書に浮かび上がる現代日本文学の見取り図は、輪郭のくっきりした整然とした地図やチャートではなく、まさに地下茎。ただ、芋を掘り当てるつもりでいても、著者に言わせれば見つかるのはすべて「石ころ」で、とはいえそれらの石ころも手に取って眺めればそれぞれなかなか魅力的であり、現代日本文学という地下茎をまさぐることそれ自体が案外新鮮で面白く、世の中には手に取ってみたくなるような小説がじつは意外と多く存在するのかもしれないという期待を抱かされた。大江、中上、島田雅彦、藤沢周あたりをそれぞれ1、2冊、手に取ったことのある向きならおそらく楽しめる。
さらに、自我や人間性の幅広さを伺わせる文章に惹きつけられた。豊かな教養や謙虚さ、真摯な姿勢を感じさせる一方で、そうした美徳とはおよそかけ離れた図々しいまでの自己喧伝や天下無双をうそぶくような言葉が、おそらく確信犯的に、お茶目なツッコミどころとしてときおり放り込まれ、読み手の笑いのセンスを試しているかに読めた。対談や座談会では、相手からことごとく叱咤され、華々しく切り返したりできない不器用なさまを平気で露呈。ある意味、文芸批評を出汁に「オレのすべてをわかって! 受け入れて!」と読み手に迫るような本でもある。よけいなお世話だが、全体からすると異質な、演劇観を開陳した章などを省き、文芸批評とそれ寄りのエッセイのみを束ねたほうがパッケージとして通りがよいように思えた。
借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
「君たちに明日はない」の続編。
前作を読んでこれも買ったので、面白かったし、続きも読んでみたいと思ったということだと思う。
更に続編が出ていたので、文庫がでるのが楽しみになった。
っていうような面白さでしょうか。
主人公の仕事(リストラ請負会社)を介在して、リストラ候補者の人間ドラマを書いた話。
「君たちに明日はない」を読んだ時に感じた
気取るつもりはないが、ここまで性描写を書く必要ってあるの?
っていう不満が本作では解消されていたのが嬉しい。
表題にもなっている「借金取りの王子」は、お涙ちょうだいにはもってこいのお話。
これに関しては、垣根氏(男性)が書いているけど、読者の男女共に思い入れながら
読めるのがさすがです。
「なんかちょっと感動できる話を軽く読みたい」
って方には超お勧めです。
ALLDAYS 二丁目の朝日 [DVD]
作中時々スライドインされる昭和の実際の写真…
リアル感をだそうと思ったんだろうけど、若干逆効果、、、
でも作品的には当時の同性愛者の置かれていた境遇みたいなものが伝わってきましたぁ☆
賛否両論あると思いますが、『三丁目の夕日』のパクりみたいな感じの低俗な作品と決めつけないで欲しいと自分は思います。
役者さんたちも頑張ってますし、話も面白いしもっと高く評価されてもいいかな、と思います☆