ベイブレード BB-43 スターター ライトニングエルドラゴ100HF
少し使用してみました。当たれば相手を飛ばす程の破壊力ですが、当たらないと持続力が無いので負けます。また感覚的なものかもしれませんが、ランチャーから落ち易いので、力がちゃんと伝わっているのか疑問です。持続力に影響しているかもしれません。相対的に挙動が神経質であり、好条件下では非常に高い性能を発揮しますが、その範囲が非常に狭い気がします。
7つの黄金郷〈6〉 (中公文庫―コミック版)
未完の大作。鉛筆描きの第四部ネームP30を含む。
欧州中が旧教徒と新教徒との戦いに巻き込まれる中、英国はスペインやバチカンと敵対していた。
英国レッドフォード家に生まれた双子の男女エロール・リーとオリビエ・リーは
4歳の頃から両親と別れ10年間船上で暮らしていた。
父侯爵から帰国の命が下り、祖国へ戻ると母ビクトリアが何ものかにさらわれ
3年の月日がたつ事を告げられる。
オリビエは4才の時に旧教徒にさらわれ背中に「EL DORADO」のイレズミが刻まれていた。
完結と謳いながら半端なネームをのっけられてあきれてましたが、読み返すとやはり面白いです。
マンスフィールド伯アーサー・ローレンスなんか、オリビエへの思いを完全に押し隠している為に
かえってはちきれそうでエロい感じがします。
兄のエルでさえ、妹を他の男に預けた時には娘を持つ父親の気持ちがわかると言った
ジェラシーらしきものを感じているのに、実の父レッドフォード侯爵は謎です。
アーサーに「オリビエの手当てをして自分も生身の男です。こんなムラムラした自分と
あなたの娘を今夜ふたりきりにすべきではないと思う(直訳)」と告白されても
「結婚ならいつでも許す」と、父の情に流される事もなくその場を後にしてしまいました。
だいたい娘にまでフェロモン振りまいていったい何がしたいのかと。
でも、すごく楽しいです。
もしも舞台化する事があったならロレンツォ・デ・クレメンテ公爵は是非美輪明宏さんに演じて頂きたい。
EL DORADO
フレッシュな果実もおいしいですが、手間暇かけてコンポートにしたことで、フレッシュな果実以上により果実のおいしさを感じるでしょう?と言われているような一枚。
レーベルを超えた選曲、数々の先進的な設計を加え、TSUKEMEN自体が13曲中7曲をテーラーメイドで形作った洗練のオリジナル曲など、ここでしかない話題と魅力に満ち溢れた究極のNew Albumです。
インディーズ時代の1枚を加えると通算4枚目のアルバムになるのですが、これまでアグレッシブなチャレンジを重ねた結果、強い意志を以てEL DORADOに辿りついたことが窺えます。
これまでのどのアルバムよりも疾走感があり、似たり寄ったりな曲を一切感じさせない。他の追随を許さないその優雅な響きは、彼らだけが生み出せるものなのでしょう。
更には、このアルバムが前作のアルバム「KIYARI」のツアーから僅か1週間後にリリースされていることも、彼らの才能に戦慄を覚える理由のひとつでもあります。
情熱がない曲は、人の心に火をつけることは出来ない。水を中途半端に温めても、いつまでたっても沸きはしない。沸騰させるには、一定時間集中して熱しなければならない。
そのためにはまず、自分が熱く燃え100℃以上になり、沸騰するまで集中することが大切であり、その水は沸騰するとぐつぐつと滾り、そこに今までとは違うパワーが生み出されたのでしょう。
EL DORADOは憂鬱な月曜日の朝のラッシュも、疲労がピークに達する木曜日の夜の帰り道も、いつも私を支え、足取りを軽くしてくれます。
聴くたびに自由と興奮を与えてくれる13曲は所有する者に共感と気づきを与える存在。そして、アルバムを聴いたら必ず、心奪われるためにフレッシュな果実を味わいたくなる。