ある日どこかで [DVD]
今まで同じ映画を何回も観てその度泣いた映画はこの作品以外ありません。
ベタベタの恋愛映画がダメな人でも、これを見た後は強がることができなくなる。優しくなってしまう。純粋に心の底から人を愛するって素晴らしいと思える。そんな作品です。
いつかどこかで。 (文春文庫)
ご存じNumberに連載中、金子達仁のエッセイ集です。いつもは辛口サッカーコラムニストとしてばかり取り上げられがちな金子達仁ですが、このエッセイ中ではサッカーに限らず色々なジャンルに跨った話を紹介してくれています。思わず笑みがこぼれそうな話から必ずスポーツに対する深い洞察に移行する、独特のテンポの良さには感心させられること請け合いです。切れ味鋭いノンフィクションばかりに金子達仁の魅力があると思ってたら甘いです、のほほんとした金子ワールドも是非覗いてみてください。
いつか、どこかで
心地よい軽いリズムが聞こえてきます。「いいなあ~」と思って聴いていると「あれ?どこかで聴いたことあるような・・・」。ジャズやポップスの定番がポルトガル語で聞こえてくるんですね。素敵なボサノバアレンジにナラの歌声がのるとオリジナルの世界です。
普段ジャズをよく聴かれる方なら新鮮なアレンジでとても楽しい1枚だと思います。
衝動買いの方でも、リラックスしたいとき、ドライブに、なんとなく聞き流す時、どんなシーンでもお気に入りの1枚になりそうです♪
アナザー・タイム、アナザー・プレイス(いつか、どこかで)
全曲サイコッ!なカバーに溢れまくりのデビューアルバムに続くフェリーの2ndっす!選曲が前作と比べると俺、ほとんど知らねぇ〜ぇぇぃ・・・な曲ばかりで、結構マニアックっす!なんか大人しめな曲ばっかっすが、まとまり具合はサイコッ!っす!ラスト一曲「Another Time Another Place」だけフェリーのオリジナ〜ルっすが、これがまた・・・・マジヤベな名曲っす!『ストランディッド』の「マザー・オブ・パール」や『イン ユア マインド』の「Love Me Madly Again」を髣髴の曲調途中からあれぃ?違う曲?的転調具合で、またこれがラストはフェリーのこれ俺の歌的独壇場状態っす!ポール・マッカートニーの「バンド・オン・ザ・ラン」あんな感じに3段階曲調チェンジりまっす!歌詞がまたかっけぇんすよ!「TOKYO JOE」や『ベールをぬいだ花嫁』の「THIS ISLAND EARTH」系の、なに歌ってっか意味わかんねぇ〜ぇぇぃな歌詞でサイコッす!フェリーの歌詞って、未練タラタ〜ラなラヴソングかこういう意味取れねぇ系の2つに大まか大別できるっすけど、俺、この曲は意味WHY?系の歌詞では最高のひとつと思ってるっす!最新作『ディラネスク』のラスト「見張り塔からずっと」に微似てまっす!聴き比べまくりしても楽しめまっす!フェリーサイコサイコサイコッ!YEAH!!
ハッピー・ラジオ・デイズ・~イージー・リスニングBEST
クラシックの名曲を廉価版で提供しているワーナー・ミュージック・ジャパンのNEW BEST 50シリーズだが、そのなかでも他と趣が違ってクラシックでない1枚。映画音楽やジャズなどの分野で鬼才と呼ばれたミシェル・ルグランが、第二次大戦頃人気のあったポピュラーミュージックを、自分の手で現代のオーケストラで再現している。日本では少し遅れて戦後にラジオで流れた曲が多いが、ラジオを楽しんだ世代には気楽にノスタルジックな感傷にひたれる。マントバーニ楽団でヒットしたシャルメーヌ(シャーメイン)はマントバーニ同様にカスケード奏法を踏襲しているが、ルグランなりのアレンジでマイルドな感じに仕上がっている。その他の曲も、ルグランにしてはオーソドックスな落ち着いたアレンジで、ゆったりとした気分で聞ける。