パリのカフェとサロン・ド・テ―パリジェンヌのように楽しみたい
サロン・ド・テというのはフランスでのティールームの呼び名です。パリも紅茶のブランドがいくつかあります。この本はカフェのみならずサロン・ド・テのガイドがあるのがうれしいです。朝はカフェでティータイムはサロン・ド・テで過ごすのもいいですね。
石井好子 追悼総特集 シャンソンとオムレツとエッセイと (文藝別冊)
去年亡くなられた、シャンソン歌手・石井好子さん。
戦後、まだ一般人の自由な渡航ができなかった時代、アメリカに留学し、
大臣の娘でありながら、パリのキャバレーで歌った女性。
フランスでの生活、シャンソン、食べ物、料理。
藤田嗣治をはじめとする芸術家との交流。
さまざまな人が語る石井さんの人となり。
それらを通じて浮かび上がってくる、石井さんの人生。
単なる故人へのオマージュにとどまらず、「石井好子とその時代」とでも
いうべき追悼特集だった。
石井さんの著作は多数あり、そのほとんどは絶版になっているので、
エッセンスをまとめて読める本書は、ある意味貴重。
「オムレツの石井さん」しか知らなかった私の、よき入門書にもなりました。
パリ・カフェ・ストーリー
パリにあるカフェを地区やジャンル、歴史など、さまざまなセクションに分けて具体的に紹介していて、パリのカフェを知らない人にも入門書として非常に読みやすいと思います。
パリの街を旅したことのある人なら、著者が取り上げた素敵なお店が沢山出てきて懐かしく思ったり、何気なく立寄ったお店などに秘められたストーリーを発見出来ると思います。そう言う意味でこの本はパリの空気を切り取ったような上質なパリのガイドブック的要因を持っていると思います。
キャバレー [DVD]
失われてしまったものは永遠に美しく輝く。ナチス前夜のベルリン、退廃文化の拠点。 2001年にブロードウェイ・ミュージカル<キャバレー>を見聞したが、やはりこの役はライザ・ミネリに限るように思える。彼女の溢れんばかりの猥雑さには、まったく魅了される。
パリのカフェ100―パリの街を歩いて…!
7月にパリに行く前に購入してよみました。お昼ご飯を食べる場所を決める参考にしました。(値段やメニューがのっているのでわかりやすかったです。)とくに、美術館内のカフェが写真つきで載っているので、よかったです。(パリの物価は高いので、カフェで気軽にたべるのもいいのでは。