PORTRAIT RED
聴き慣れた名曲ばかりですが、当人がセルフ・カヴァーしているため、知っているのに新鮮だという感覚に包まれています。アレンジが変わり、歌手本人の歌唱力や感性も変化するわけです。元歌を良く知るほどかえって魅力的に感じる楽曲が詰まっていました。
松任谷由実「あの日にかえりたい」は、2001年11月14日に発表された小野リサが演奏とコーラスで参加したヴァージョンです。1975年10月5日のシングル発売以来四半世紀の年を経て、音楽もまた熟成されたように思います。小野リサによる軽みが魅力です。
今井美樹「PRIDE」も塩谷哲のピアノ伴奏というシンプルな構成が曲の良さを惹きたてているようでした。歌詞もストレートに伝わってきますし、成熟した大人の歌い手の感性が伝わってきました。
DREAMS COME TRUE「うれしい!たのしい!大好き!」は、初出から15年ぶりに吹きこまれたもので、ボサ・ノヴァのアレンジが爽やかに伝わってきます。吉田美和の脱力系の歌唱がとても良かったです。歌い回しの巧みさがセルフ・カヴァーの面白さに通じるようでした。
岡本真夜「TOMORROW」はオリジナルよりもぐっとテンポを落としたヴァージョンです。テンポが変わるだけで歌詞がこれだけ切なく聴こえてくるというのも不思議ですが、この曲の良さを再認識させられたヴァージョンでした。やはり良い歌詞ですね。
鬼束ちひろ「月光」の描く音楽世界観がシンプルなアレンジを通して聴こえてきます。再演する意味が分かる楽曲の一つでしょう。
NOKKO「人魚」、中森明菜「ミ・アモーレ」、大貫妙子「春の手紙」、RUI「月のしずく」、華原朋美「I'm proud」、森川美穂「おんなになあれ」、杏里「オリビアを聴きながら」、辛島美登里「サイレント・イヴ」、山本潤子「翼をください」と、いずれも何度でも聴きたくなる魅力が感じられるヴァージョンでした。好企画だと評価します。
世迷いごと
世にありふれた価値観をバッサリと切り捨て突き進みます。
目からウロコで、そっか、確かに!と思ったり、ついていけなくてマツコの極っぷりを再認識したり。
止まらなくて、思わず30分で読破してしまいました。
マツコが肉まん握り潰したり、投げつけたりながらテレビにあーだこーだ言ってる姿が目に浮かびつつ、下世話な感じではあるんですけど、、 自分が知らない間に一般的な意見と一緒になって、凝り固まってたことに気がつかせてくれます。 そして、ふっと気持ちが軽くなって、自分の道を歩くいい女になりたいと勇気が湧いちゃう。
彼女(サービス)は毒舌だけど、少数の人には本物の心構えを嗅ぎ付けて、年齢に捕われない今後の可能性を見出だしているんです。
この一冊で、それが彼女の魅力なんだな〜って知りました。
Beautiful Songs~those were the days
女性シンガーの往年のヒット曲を集めた編集盤Beautiful Songsシリーズ最新作。
前の方のレビューはおそらく同時発売された『BEAUTIFUL COVERS』向けのレビューをこちらに誤投稿されたものと思われます。注意!
さて、このシリーズは初聴なのですが、なかなかよい選曲をしてると思います。女性ボーカルのみに絞っている分、多くリリースされている懐メロコンピには無い安定感もあります。
ただ残念なのはジャケット他のデザイン。少々そっけなさすぎやしませんか。惹きつけられるものがありません。
あと、広瀬香美と小泉今日子の曲を複数いれるくらいなら他アーティストの名曲を引っ張ってきてほしかった(決して曲自体は悪くないです)。
もう少しで好企画となったであろう惜しい一枚。
今井メロ mellowメロウ [DVD]
前半スノボの試合の密着、後半イメージビデオという構成。辛い目で見るとブサイクとも言えるが
そこそこのエロかわいさみたいなものはある。やはりオリンピック出場というバックボーンがあるのは大きい。「あの今井メロ」と思うだけで女としてのランクが2ランクくらいアップするからね。個人的にもオリンピックの転倒映像みて失礼ではあるが爆笑してしまったくちなので彼女がその後どうなったか気になっていたのだ。
で、今回のDVD発売。ちょっとエッチなものを期待して購入したが見事に裏切られた。
素材自体は十分にエロさはあるが、露出度が全然足りない。前半の言動からも彼女はまだ
オリンピックを狙ってるのだろう。AV出演があるとすれば、その夢が破れたときか・・・
単純にエロ目的で買うのはお勧めできないが、今井メロファンやなんとなく気になってしょうがなかった人(私は後者)は素の彼女を知る意味でも見る価値はあるかも。