タイトル通り「ダンス」に焦点を当てたパフォーマンスが随所に盛り込まれたこのツアーは、キャリアを積みプロとして鍛え抜かれたメンバーの技量をパフォーマンスに投影させ、アイドルという狭義的な枠では語れないメンバーの実力を深く印象付けられたツアーであった。本作は、ツアー中盤に当たる渋谷公演をブルーレイならではの高画質で収録した作品だ。
℃-uteのコンサートには、これまでにもタップダンス、ストンプ、フラッグ・パフォーマンスといった、見せる技術を取り入れた演出が披露されていたが、そういった道具類は一切無しで、メンバーの持つダンス技量が逆に盲点となっていた様な気がする。今回は、その技量を随所に活かし、オープニング曲「Danceでバコーン!」、メンバーが4小節ずつソロで踊る「ディスコクイーン」、中盤の「スペシャル・ダンスメドレー」といった緊張感に満ち、磨ぎすまされたパフォーマンスが観られる。その一方で、お馴染みの「まっさらブルージーンズ」「大きな愛でもてなして」、観客と一体となりエネルギーを共有する「青春ソング」「JUMP」、楽しいトークも配し、小難しい技を見せるだけでなく、観客とのコミニュケーションにも富んだ起承転結の流れがキッチリと存在している。また、お馴染み「夏Doki リップスティック」「通学ベクトル」を、5人全員で歌うのも新鮮だ。実は、本作が収録された2010年9月19日の渋谷CC LEMONホールでのコンサートは、どういった経緯か真相は定かで無いが、昼公演が定刻より45分遅れでスタートし終演時間も後へ押した。ところが驚く事に、夜公演はキッチリと定刻にスタートしたのである。つまり、本作で観られる公演は昼公演後から、それ程の間を置かずして披露されたパフォーマンスであり、メンバーは、ほとんど休息も取らぬまま運動量を要する本公演に臨んだ事になる。圧巻の事実と言えまいか。
「始ったよ!キューティー・ショー」「キューティーJUMP!」等、ファンの方それぞれに、℃-uteのコンサートで特に印象深い作品が幾つか挙げられると思うが、本作もまた、℃-uteの歴史の中でひとつのハイライトと言っても過言では無いツアーだと個人的には思っている。だが、自ら築いた高いハードルを越えて更に高い次元に挑戦し続けるのが℃-ute。次回「℃-uteコンサートツアー2011春『超!超ワンダフルツアー』」では、本作より次のステップへ登ったステージを披露してくれるに違いないそのパフォーマンスを、是非とも生で体験していただきたい。
マーフィー博士の易占い 運命が不思議なほどわかる本 (王様文庫)
私はどちらかというと、マーフィー博士が何故そんなに
易経に興味を抱いたかが知りたくて買い求めました。
64の卦の解説に「この卦をマーフィー博士はこう解釈している」
ということが書いてあります。
その解釈が鋭くて、またマーフィー博士のセンスに驚かされました。
しかし、著者のしまずこういちさんには申し訳ないのですが、
私はそれだけを知りたかったです。
ある卦に「成功」というキーワードが出てくると、しまずさんは
「マーフィー博士は成功についてこう言っています」と説明しだして、
その卦の解釈から離れていってしまうのです。
当たらないと感じた人たちは、そういうことだと思います。
易経とは本来抽象的な答えで、本人が自分を投影して解釈するものと聞きました。
だから、(すみませんが)余計なことを書きすぎていると思います。
翻訳本とは言えないと思います。
しかし、たったの520円で易経のだいたいのことがわかるし、
マーフィー博士の易経の解釈が知れるし、実用性があるので、
しまずこういちさんには大変感謝しています。
℃-uteコンサートツアー2010夏秋~ダンススペシャル!!「超占イト!!」~ [DVD]
2010年、夏秋に渡るこのツアーは完成度が高かった。
Ustreamでの同時配信もあったので、画質が悪くても良ければ最低限のものはロダで既に見ることができる。
春のショッキングライブもそうだが、今後、数カ月後にブルーレイでの販売が予定される(おそらく)ので、高画質のものを期待するのであればそちらを購入されるのが間違いない。
コワイほど当たる!誕生日占い―現世・前世・未来が10秒でわかる! (マキノ出版ムック)
占いは信じない私ですが、友人が勧めてくれたので手に取りました。
カンタンにいうと誕生日を足して3つの数字を出して「人生の方向性」を見ていくのですが、これが、「どこかで観察してましたか?」というくらい、ぴったり当たっているのです。
それでいて、当たるかどうかには、実はあまり力点を置いてないというスタンスもいい。
「気がつきにくい、自分のほんとうの才能」や、「気がつきにくい、だけど、いつもはまってる落とし穴」がわかる自己発見の道具として、かなり使えます。実用性が高いのです。
私の本質は「6〜あれも愛、これも愛、優しさと愛を振りまく人情家さん」でした。陥りがちな罠が「愛の押し売り」と「愛に見せかけて人をコントロールすること」(笑)
これがわかっただけでも、仕事も家庭も、いい感じでまわるようになってます。
過去生の職業が「ピラミッドを作っていた人」というのは、笑いましたけどね。
ちなみに小四の息子の「ラッキーのツボ」が「おもちゃとゲーム」だったのにも相当受けました。そのまんまでいいのかと(笑)
付録もなかなかですね。
塚原卜伝 DVD-BOX
大河ドラマであってもおかしくないぐらいの濃い内容、かっこいい音楽。主役も良いですが、脇を固める役者さんのとにかく素晴らしいこと。ゲストにダンテ・カーヴァーさんが出てたのには驚きを隠せませんでした。この時代劇の面白さを知ると、同時期の大河ドラマが薄っぺらでみるのが嫌になりました。