東京の銅像を歩く (ポケットビジュアル)
「東京なる都市の体裁、日本なる国家の体面に関するものを
挙げたなら貧民窟の取払いよりも
先ず市中諸処に立つ銅像の取除を急ぐが至当であろう」
永井荷風の言葉だそうです。
おそらく、興味のない方にとって迷惑な存在であることは、
今も昔もかわらないようです。
しかし、よくもまあ立っていますね〜。
彫刻が大好きな私にとっては、もうたまりません。
桂浜の坂本竜馬像、春日山の上杉謙信公像など。
リスペクトする歴史上の人物を訪ねる旅。
もう、たまりません。時間を超えて同じ空間にいる事実。
やはり、そこに依代としての「銅像」があって欲しいと思うのです。
打ち壊してしまいたい不出来なものは、ホントがっかりですが…
100体を超える銅像オンパレード!
そう、こんな本を待っていました。
東京都内を8地区に分けて紹介していきます。
所在場所を記す地図はありますが、
場所によってはネットで下調べしないと彷徨います…
本書の監修は、東京大学の木下直之教授。専攻は文化資源学。
19世紀の日本の文化を美術、写真、見世物、祭礼などの
観点から研究されている方です。
銅像フリークの私としては、
是非、全国版や戦国時代編、幕末維新編などの続編を期待します。
とんがりボウシと魔法のお店 わくわく!あそび方ガイド
前作「365日」をやっていなくて「魔法のお店」を買ったら、全体像もつかめずわからないだらけになってしまい、この本を買いました。
買って正解。
初心者ならではの疑問や、しくみ、イベントなどが、この本を一通り読むとわかります。
もう少し進化した攻略本を想像してはいたのですが、発売後間もないこともあるのでしょう。
攻略本としては力不足の感じもありますが、初めてプレイする人には丁度良いと思います。
お魚と虫の捕れる時間帯と場所の一覧表は、11月から3月までしかありません。
クラスメイト120人の情報が、お店の商品を売るために役立ちました。
ジュ・トゥ・ヴー(サティ:歌曲集)
エリック・サティの歌曲集。
マディ・メスプレ(ソプラノ)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ガブリエル・バキエ(バリトン)、アルド・チッコリーニ(ピアノ)。フランス語の歌詞と日本語の対訳がついている。(パッケージには対訳付きの記載がない)
戦国武将フィギュア 上杉謙信
先ず、届いた時の箱の大きさに驚いた。箱の三面に正子氏のイラストがプリントされており格好良い。
壊れやすいポリストーンのため、きちんと発砲スチロールで梱包されており安心した。
フィギュアもずっしりとした重量感で、出来も素晴らしい。
ただ、新品で購入したけど、箱の一部が潰れていたので星一つマイナス。
作品自体は本当に素晴らしい!
キューティーハニー (2) (中公文庫―コミック版)
キューティーハニー(本名 如月ハニー)は、天才科学者・如月博士が産んだ超精巧アンドロイド。
感情も持ち、身体のつくりも人間と同じ、つまりほとんど人間同様。
しかも嬉しいことに、グラマー美女ときてるのだから、男性読者にはたまらない!(笑)
如月博士を殺したパンサークローなる悪の組織と戦う、というのが一応物語の設定です。
しかし、話の設定云々より、とにかくこの漫画の魅力は、
セクシーなコスチュームで闘うグラマー美女・ハニーの魅力につきるでしょう!!
(胸のハートマークからオッパイが見え隠れするというコスチュームが、なんともいえずエロティック)
物語は、1巻から2巻の途中までは、比較的シリアスな展開で進みますが。ドラゴンパンサーとの死闘を境に、
突如、半分ギャグ漫画路線になっていきます
*私は永井豪の大ファンですが、この漫画は、初めはシリアスに書こうとした永井先生が、
後半は我慢しきれなくなって、エッチギャグ路線にはしってしまっただけだと思います。
少なくともドラゴンパンサーとの死闘・親友の死の場面までは、シリアスな漫画なので・・・
他のレビュアーさんが書いている「噴水のシーン」は、ギャグタッチになってきたこの2巻の後半にでてくるエピソードです。
噴水でブロンズ像にふんしたハニーの裸体を、団兵衛と順平がなでまわし、ハニーがあえぎ・悶えるシーンや、
入浴中のハニーを団兵衛と順平親子が覗き見するシーン
そして、スッポンポンのハニーが、浮浪者を襲い弁当を奪うシーン!
(ハニーはエネルギーを失うとスッポンポンになってしまうという、素晴らしく嬉しい設定のため
正義の味方でありながら、浮浪者の弁当を奪ってエネルギーを補給するのだ 笑)
敵の親玉・シスタージルとの死闘のシーンでさえ、ハニーのヌードを見たジルが興奮して、「私ってレズっけあったのかしら?」
と、つぶやくなど、後半はかなりギャグタッチ路線が強いです。
ちなみに、ヌードシーンが少ない前半も、実はエロティックな場面がたくさんあります。。
それは、セクシーなコスチュームで闘うハニーが、パンサークローの怪人と戦いながら、悶え苦しむシーン
シスタージルに、ムチで苦しめられるシーン
あるいは、手足を巨木に釘さしにされ、悲鳴をあげるシーン等々。(このシーンはこの2巻にあります)
闘う美女の苦しむ姿がエロティックなのは、自明の理
(ユーチューブでも、可愛い女子プロレスラーが苦しむ映像は、例外なく評価が高い!! 笑)
子供心に私は、後半のヌードシーンもそうですが、前半の死闘シーンも、いつも胸をドキドキさせながら読んでいました。
(読んでいたというより、ハニーのセクシーな姿を、興奮してながめてたという表現のほうがあってるかも)
この漫画は1にも2にも、ストーリー自体の魅力もさることながら、
キューティーハニーという、グラマー美女の魅力につきるといってよい漫画です。
悪と戦う、正義のヒロインでありながら、エッチでセクシーなシーン満載!!
少年のあこがれを!ドキドキ興奮する想いを!!見事にたぎらせてくれた漫画です
ヒロインの姿がこれほどたくさん脳裏にやきついてる漫画は、数少ない・・・
ただし、話し自体は、永井先生お得意の(?)しりきれトンボなのが残念・・・
まあ、一応ひとつの流れは終了してますが、もうちょっと連載を続けて欲しかったのは、自分だけでしょうか?
なので、★4にしようか5にしようか迷いましたが、やっぱり5にしました
ちなみに、後年SPAで連載された「新キューティーハニー」は、私は何の魅力も感じません。
絵柄もよくないし、物語もつまらない 正直描くのはやめて欲しかった・・・
キューティーハニーという「闘う美女」が、永遠のオーラを放ってるのは、なんといっても、この元祖キューティーハニーです!!