じゃりン子チエ DVD-BOX 1
子供の頃この作品の存在は知りつつも、ほとんど視聴することができず
“きっと、すごく面白かったに違いない”という印象だけをずっと持ち続けてきました。
今回DVD-BOXを購入し、「記憶は正しかった!」と確信することができました。
お話が面白いことは言うまでもありませんが、何よりも“絵”の魅力がたまりませんね。
人物の表情といい動作といい、その表現力に思わずため息が出てしまいます。
そしてその絵に見事ハマった声。最っ高ですね!
これほどにキャラクターが生き生きしている作品は他に無いのではないでしょうか。
現在は失われつつある、セル画アニメの温かい雰囲気。
この時代の、かけがえの無いアニメ作品をまたひとつ手に入れることができて感激です。
次の世代にも是非語り継ぎたい作品ですね。
愛がなくちゃね。
1986年に発表された、矢野顕子さんの名盤です。一聴すると地味に聴こえるのだけど、聴けば聴くほど《味わい》のでる、これもまた典型的な《スルメ・アルバム》です。全曲、素晴らしいのですが、一番好きなのは、やっぱり名曲中の名曲「どんなときも どんなときも どんなときも」ですね。やっぱり、良いものは良いです。
幸子さんと私―ある母娘の症例
佐野洋子著「シズコさん」に非常に感激しておりましたので、それにとても近い本だと思い、朝日新聞掲載記事を見て購入しました。
私は中山女史より10歳ほど年下ゆえ、ずっと彼女の活躍を見て育ち、リスペクトしておりましたので、その活躍の裏に、まるで佐野洋子さんのようなご母堂との相克があったことは(美空ひばりのように一卵性親子かとも思っていただけに)それだけで興味をひいたのです。
しかし、内容的には佐野さんほどの客観性というか大局的な深い愛のようなものが感じられず、よってそれほどの感動もシンパシーももつことができませんでした。
彼女の時代を知る方が興味本位に読む程度なら十分に面白い本だとは思いますが。
虫プロ・アニメラマDVD 千夜一夜物語/クレオパトラ/哀しみのベラドンナ
その昔、映画館のオールナイト興行でこの三本立てを見て以来の懐かしさ、たまたまAmazonでこの組み合わせを目にして即予約をしてしまった。アダルトアニメとして位置づけられる貴重な作品である。特に千夜一夜物語/アラビアンナイトは現在でも十分鑑賞に堪える。是非、ブルーレイでも発売してほしい。
あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集(DVD付)
「明るいなかま」中山千夏バージョン、とても懐かしく感動しました。
40代半ばの私が知っているのは、ボーナストラックを除くと10曲ほどですが、その曲を聴くと当時の教室の様子が思い出されます。
テレビは木製の箱にはいっており、テレビを見る時は、その扉を開けて、窓側のカーテンを閉めて見ていました。「明るいなかま」は高学年向けの道徳番組でしたが、いつも結論を出さずに終わっていて、最後はどうなったかを考えさせるような番組の作りでした。
6年生の番組はたいてい11時40分か45分頃に始まる番組で12時の時報と同時に先生がテレビのスイッチを切っていました。
このCDにはいっている曲を聴いて満足するのは、番組についての思い出であり、また当時の自分自身を懐かしんでいるようにも思います。
「明るいなかま」の主題歌にしても、中山千夏バージョンに慣れ親しんだものとしては、大和田りつ子バージョンを聴いても違和感すら覚えてしまいます。歌の良し悪しというものではありません。
ですから、知らない番組の曲を聴かれても全く興味を示すことはないと思いますし、そういう性格のものだと思います。
一番満足されるのは、ほとんどの番組に馴染みがある30代の方だと思います。
40代の方には聴ける曲が限られることから不満もあるかと思いますが、教育テレビのテーマ曲ということから他ではまず入手困難なものであり、今まで待ち望んでいたものが手にはいったことで私はとても満足しています。