GRADIUS V オリジナルサウンドトラック
旧作から大きな変化を遂げたグラディウスV。
ゲーム自体の変化に沿ってそこで流れる音楽も従来のシリーズから見れば「異端」と呼べるつくりになった。
トランスと形容される事が多いようだが、個人的印象としてはブレイクスやハウス色の方が強いサウンドで、そこに更にオーケストラ風のストリングスやホーンセクション、所々スペーシーなSEを加えた闇鍋ハイブリッド的アプローチ。これだけ多くの要素を含んでいても、根本的な立ち位置はあくまでゲームミュージックであるところがユニークだと思う。
また、ステージにより密着した展開と音色を使った曲が増えたのも特色と言える。
発売から1年以上経っても未だ聴き飽きない作品。
グラディウスV
横スクロールシューティングが好きな方なら言わずと知れたグラディウスシリーズの5作目。パワーアップカプセルとゲージによるゲームシステムやボスのコアをたたく手法は相変わらずだが、オプションをプレイヤーがある程度操作出来るシステムは斬新だ。
難易度は少々高めだが、適度に面白みを感じられる程度。自身がない方は難易度が任意に上下できるのでご安心を。たとえ難易度が下がったとしても、むやみに簡単になったりはしないという点は○。
今作は外部開発ということで、他のグラディウスシリーズとはちょっと違った出来になっている。開発元はガンスターヒーローズ(MD)、罪と罰~地球の継承者~(N64)など優作シューティングを出しているトレジャー。硬派にシューティングを楽しむためのゲームが多かったグラディウスシリーズだが、今作は要所要所に簡単なムービーや通信が入るなどしてストーリー性も有る。そういう意味ではMSXのグラディウスシリーズ<グラディウス2(IIではない!!)、ゴーファーの野望エピソードIIなど>にみられたちょっと異端系のグラディウスに仕上がっている。ストーリーやーCGムービーが挿入されたといっても、むやみやたらに難しいものではなく、ごく簡単イベントムービーで仕上げられているところもシューティングゲームとしてはゲームの目的を見失ってないというところで良い。
オプション操作は機体操作と同時に行うため、慣れるまでは使い方が良くわからなかったりするが、慣れてしまえば戦闘を有利に進められるようになる。オプションのシステムを利用してか、今までのグラディウスとはステージ構成が大分違っている。
媒体はDVD-ROMではなくCD-ROMであるが、画像はきれいであるし、CD-ROMでありながらつくりが浅くない。要領をめいっぱい使ったという感じだ。音楽も大分今までとは違う感じで少々テクノっぽくなっている。
全体的にはトレジャーらしい意欲的な要素が盛り込まれた優作シューティングゲームであるが、グラディウス外伝などにみられた異端系グラディウスが嫌いな方にはちょっと厳しいかもしれないが、Vから初めてグラディウスをプレイするという方には受け入れやすいゲームである。グラディウスファンにはうれしいビックバイパー開発史がついてくるのも自分としては◎。
伝統的でありながら、意欲的に要素を盛り込んだ新しいグラディウスの形である。IVで少々中だるみ状態であったが、Vはプレイヤーに今後のグラディウスシリーズの開発に期待を持たせるような作品だ。
グラディウスV コナミ ザ ベスト
グラディウスシリーズは今回が初めてですので、まだやってない人へ。
自分なりに色々なシューティングを試してきたつもりですが、こんなシューティングは他にない。
横シューなのに縦になったり。弾、弾、弾。ボスの奇想天外な攻撃。
ノリのいい崎元氏の音楽(これまでとは違うらしいですが)。それから自機の強力な子機(オプション)。
これまで自分がやってきたシューティングは何だったのかと思わせてくれます。
横シューだからといって馬鹿にしてはいけません、2Dシューはまだ死んでいない。
横シューはショボい、などと思っている人には一度やってもらいたい。
ただし、難易度はけっこう無茶なものがあるので注意してください。
グラディウスIII&IV~復活の神話~ コナミ殿堂セレクション
自機がボタン操作に0.5秒程遅れてから反応してしまうんですよねぇ。。。
そこで、わざわざこのソフトのためにプレステ2の本体を買いましたが、
クリアはおろか、今のところ最高でも5面で死んでしまいます(汗)
これを全面クリア出来るという事は立派な一種のステータスだと本気で思いますね。
ちなみに関係ないけれど…PSP版ではセーブ機能を使いとりあえず全面一周はしてはみましたが、それでも軽く百回以上は繰り返してようやくなんとかといった感じでしたね。。。
グラディウス
「ゼビウス」「スターフォース」「ファンタジーゾーン」「ツインビー」と並び称して良いシューティングの代表作ですね。
「上上下下左右左右BA」による所謂パワーアップはこのゲームが最初だったはずです。
コナミコマンドと謂われているんですかね?
確か、コナミの他のゲームでもこのシステムは採用されていたはずです。
グラフィックも当時のゲームにしては美しいと思いますし、火山噴火にモアイなど宇宙空間のはずなのに、演出も凝っていたと思います。
レーザー装備や分身・・など、パワーアップの種類はこの後のシューティングゲームにも多数影響を与えたはずです。
「歴史的な1作」と言ってよいでしょう。