Clarke Hicks & Nash Years: the Complete Hollies Ap
メジャーデビューからGraham Nashが脱退するまでのHolliesが
一番輝かしかった時の曲が、ほぼこれで全て聴けます。
率直に言うと、あまり細かい事を気にしなければHolliesの60年代録音は
このコンピだけで済んでしまうんじゃないか、と言ったら言い過ぎでしょうか?
(勿論Graham脱退後のHolliesも、それはそれで良いですよ!)
またフランス語テイクやEPのみの収録曲、チャリティー盤収録曲など
複数の別CDにまたがっていた曲が、漸くこれだけで手軽に聞けるのも有難たいと
思います(特にチャリティーアルバムに収録されたWingsは、Graham時代後期Holliesの
隠れた名曲です!)
上記で『あまり細かい事を気にしなければ』と書いたのは、曲によって
MonoとStereoが区々に収録されているためで、恐らく60年代当時にされた
ミックスの善し悪しで、Monoの方が良いと判断されたらMono、Stereoが良いと
判断されたらStereoと云った感じで選ばれたのでしょうが、出来ればMonoだったら
全曲Mono、Stereoだったら全曲Stereoで統一して欲しかったのが個人的に
ちょっと残念だった点です。
特にこのコンピ用に数曲が『2011年Stereoミックス』になっているのですが、
当然これらの曲は他の曲に比べて音質(セパレーション)が飛躍的に良くなっているので、
通して聞くと他の曲と違和感があるのも拭えません。
とは言え、6枚組でこの価格はホントに大バーゲンだと思います。ブックレットには
Graham Nashの最新インタビューも収録されているので注目です(英語ですが)
【追記】
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、当CDに収められているDear Eloiseは
曲中で『2、3、4』とカウントが入って演奏が始まると、何故かベースの低音域が全く聞こえず
42〜43秒辺りでそのカットされていた低音域が戻って来るミスバージョンが収められていました。
他のコンピCDなどに収められている同曲ではちゃんと聞こえているバージョンもあるのに、何故この
テイクが今回また収められたのかは謎です・・・
Broadcast News [VHS] [Import]
ホリー・ハンター演じるニュースプロデューサーは、ウィリアム・
ハート演じるニュースキャスターに恋をしている。そんな彼女を
暖かく見守るのは、彼女をひそかに愛している、ルックスはパッと
しないが実力のあるリポーター(アルバート・ブルックス)
だった・・・。
ニュース番組製作の現実や雰囲気を味わうことができる
映画です。また、キャリアウーマンの生き方についても
考えさせられました。
単なるエンターテイメント以上の価値のある作品です。