ロスト・イン・トランスレーション
ジャズ?としては珍しい重慶出身の美貌のシンガーで、ジャケットが目を惹きます。1stアルバムと比べても表ジャケットの写真は表情が明るくて良いです。裏ジャケットの写真は伏し目の横顔ですが表ジャケットよりさらに良いし、ジャケットの紙を取り出して開くと、内側の写真は正面を向いた上半身でさらにいい雰囲気で撮れています。顔のアップじゃなくこちらを表にする手もあったと思いますが、顔のアップのほうがよりインパクトがあり、美貌で押そうというセールス戦略でしょうか。
松任谷由実のA Happy New Yearを含めポップソングを多く取り入れているのも、セールスの狙いとしては悪くないと思いますが、選曲が好みに合うかどうかは、リスナーによります。個人的好みとしては、今ひとつの選曲という印象です。
ピアノトリオを中心に演奏はしっかりしていて、いい感じですから、あとは、彼女の歌声が気に入るかどうかがポイント。特に上手いという歌手ではないように思いますが、雰囲気で聴かせるタイプで、声質が気に入れば十分満足できるでしょう。ノラ・ジョーンズとかダイアナ・クラールが大人気となっている昨今、けっこう受けても不思議はありません。もちろん、買ってみて、声が気に入らず、失敗したと思う人もいるかもしれません。
このアルバムを商品として考えれば、悪い商品ではないと思います。消費されるタイプの作品かもしれませんが、ジャケットが気に入った人は、失敗を恐れず買ってみてもいいのではないかと思います。なお、歌詞カード、曲目解説も付いてます。
somewhere Blu-ray <初回限定仕様>
ソフィア監督の作品は基本好きなものの、
本作は前半が、ちょっと間延びした感じで退屈に感じました。
多分、主役の”ダメ男”ぶりを演出したためだと思いますが、
私自身が”ダメ男”なため退屈に感じたのかもしれません(笑)
しかし、
女性に対する男(すけべ)の顔と、娘に対する父(半熟)の顔の対比は面白かったです。
映画俳優という設定のため、モテてあたりまえですが
ちょっとクドい感じがしました。
前半のだらしなさが、終盤グッと来る演出にもなっています。
ソフィア監督は、いつもBGMは技ありなんですが
今回、前半まったく、BGMを使いませんでした。
上記の演出のためだと思いますが、
ポールダンス、ギターヒーロー、マッサージと
環境内音楽の使い方は面白かったです。
予告で流れるストロークスの曲は、新曲かと思いましたが
シングルB面で、アルバム未収録曲みたいです。
サントラは今回無しみたいですね。
あと思いこみがキツいかもしれませんが、
主役にフーファイターズの曲で居眠りさせて
サブポップのTシャツを着させるのは、どうなんでしょう(笑)
と今回は映画として★3つにしましたが、
ロードムービーの緩いノリが好きな方には丁度いいテンションかもしれません。
(家庭用ソフトであれば、途中で操作出来ますし)
相変わらず綺麗なカットと、エル・ファニングさんの半端じゃない可愛らしさは、
素晴らしいです。
全体として、イマイチに感じましたが、買ってもう一回観たい場面がある作品でもあります。
Lost in Translation
なんとも気持ちの良い気分にさせてくれるCDです。サントラって同じ曲が違うバージョンで何曲もはいってたり、あまりにもBGMてきだったり、買って結構ハズレだったりする場合も多くてがっかりするけど、ほんとこれは買ってよかった!何度聞いても不思議なくらいあきない軽さがある。個人的には映画ではうっすらとしかかかってなかった、かぜにふかれて、がお気に入りです。
成りさがり ダイアモンド☆ユカイ激論集
一気に笑いながら読みました。
面白くって、笑いなしには読めませんでした。
商品紹介には、「渾身の・・」と書いてありますが、内容はライトでテンポよく、
スラスラっと読めました。
ユカイさんが『笑い』を狙っているのでなければ申し訳ないですが(笑)。
昔のカッコ良いユカイさんも好きでしたが、今の面白いユカイさんも好きです。
一部、完全に個人を特定した暴露的内容が濃い部分があるので、☆をひとつ減らしました。
ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック
ケーブルTVでケヴィンシールズの「City Girl」のPVを見た時から結構気になってて、だけどなかなか買うきっかけも無くて、そんな訳で先日こちらで注文させて頂いてようやくちゃんと音を聴く事が出来ました。
難しい事はともかく、ぼくはサントラってゆうのはなんとなく微妙な感じに思えたりするのですがこれは良かったです。
映画自体観た事が無いけど、曲の流れも良いと思うしアーティストはばらばらだけど一枚のアルバムとして聴ける様な気がします。
それと、個人的な事でいえばデスインヴェガスの曲を気になりつつもまだ聴いた事が無かったのですが、これに入っている「Girls」を聴いてアルバムも聴いてみようかなって思いました。