サマルカンド年代記―『ルバイヤート』秘本を求めて (ちくま学芸文庫)
この『サマルカンド年代記』は、オマル・ハイヤームを主人公にした第一部・第二部と、ルサージというアメリカ人を主人公にした第三部・第四部に大きく分かれている。前半の舞台はセルジューク・トルコで、オマル・ハイヤームとニザーム・アル・ムルク、そして「アサシン」で有名なニザール派開祖のハサン・サッバーフが学友であったとの伝承をもとに、うまく話を展開していると思う。作者がもとジャーナリストであるためか、心理描写があまりなくポンポン話が進むため、やや小説としての面白みに欠けるが、イスラームの王朝が舞台の歴史小説を読んでみたいという人や、イスマーイール派の暗殺者教団に興味があるが専門書を読むのはちょっと…という人には楽しめるだろう。
後半は、イラン立憲革命の話である。タバコ・ボイコット運動あたりからはじまり、立憲革命が勃発し、ロシアやイギリスの横槍によりいかにして革命が失敗に終わったかがよくわかる。アフガーニーなども登場しているので、この時代のイランと列強の動きに興味のある人にはお勧めです。日本のミカドにもちょこっと言及されていたりする。
射雕英雄伝〈5〉サマルカンドの攻防
敦盛じゃないですが、この小説のラストもそんな感じです。
亡くなるのは主人公じゃないですがね。
TV版ではラストの意味合いがイマイチ理解に苦しみましたが、TV版よりも分かりやすかったかと思います。功成り名遂げた主人公「セイサン」がどう身の処し方を熟考してきます。人は矛盾を抱え、日々過ごしていくんですが、最後は結局、「誠実」であれということですね。身に沁みました。「オヨウ」は最後までチャーミングでしたねぇ。
ではでは。
シルクロードの「青の都」に暮らす―サマルカンド随想録
「ウズベキスタン」と聞いてどこにある国だろう?何語を話すのだろう?
とにかく?マークが頭の中にいっぱいでした。
縁あってこの本と出合い私の中の「?」マークはひとつづつ消えていきました。
本の表紙がまず綺麗です。
著者の実体験を元に書かれた本なので「ウズベキスタン」での生活、文化、食事などなど手に取るように伝わってきます。
「義祖父母の永眠地への墓参」「イスラーム式の葬式」はとっても興味深い話でした。
国が違うと「お墓参り」「お葬式」もこんなにも違うものかと驚くばかり。
まさに、カルチャーショック!!
是非、この本を多くの人に読んで貰って「ウズベキスタン」のことを知ってもらいたいな〜と思います。
シルクロードの「青の都」に暮らす―サマルカンド随想録
バーティミアス-サマルカンドの秘宝
すっごくすっごく面白い♪
600ページあるので最初は読めるかどうか不安でした。
でもいざ読み始めると、本の中に引き込まれてしまい・・・
次が気になるもっと読みたいと思っている間に読み終えてしまいました。
こんな気持ちで読んだのはハリーポッターと賢者の石以来で・・・
いや、もっと引き込まれたかもしれません
早く第2作目が出ないか今から待ちきれません。
その間にも私はこの本を周りの人に薦めています。
どの人に勧めてもやはり600ページもあるの?って言いますが、読み終えると面白かったって言って私に本を返してくれながら、自分でも本を買った友達も多いです
みなさんも是非読んでみてください
サマルカンド・ブルー(紙ジャケット仕様)
全部お任せでボーカルに専念したとのこと。自分が大人になったのか時を重ねる内に、これがいいんですよ。個人的には口ずさんでしまうような好きな歌が多い、
かずみさんって、色んな人のレベルで書けるけど、あえて・・ガキを相手にしないで、大人の歌で書いたんだと思いますね、
遊びがない?無駄を落とした?大人の拓郎の為にそれなりの詩を書いた・・
あんた歌い方違うわよ・・とか何度も叱られながら、作り上げた気がします。
40くらいを過ぎて、このアルバムを聞けるようになったか・・・そんな感じ。
まずは車の中とかでなく、
じっくり歌詞を見ながら聞いてほしいですね。好きなアルバムになりますよ。