吉田正 : 交響組曲「東京シンフォニー」
何とも不思議な音楽です。
クラシックのようでもあり・・・・・・
時々、昔耳になじんだメロディが出てきて「おや!」
肩が凝らないオーケストラ音楽というところでしょうか。
50代以上の方の「イージーリスニング」としておすすめです。
2曲目に入っている「異国の丘」も秀逸です。
作曲者の体験を重ね合わせて聞くとなおGood!です
リラックス・ギター ベスト・オブ佐藤正美
彼の音楽活動と、彼が紡いでいる作品は、80年代中期のウィンダムヒルレーベルに相通ずると思う。彼の楽曲を聴きながら目を閉じると、森や自然の生命力や、大地に根付くブナの息づかいを感じる。日本のアーティストで、自然の営みが与えてくれる癒しの力に、クラシックギター一本でここまで迫れたミュージシャンは稀有だと思う。
その佐藤正美さんの作品がこのように、似たようなベスト盤で何度も同じような曲ばかり収録されて繰り返しリリースされるのは残念だ。彼がその時代時代で、あるテーマを持って取り組み、一枚のアルバムにまとめたのがオリジナルであり、それら個々の作品がベスト盤の発表で埋没していくのは悲しい。
時代は彼のようなミュージシャンを求めていると思う。もう一度一枚一枚のアルバムをきちっと復刻検証して、これ迄の偉業の全てにきちんと光が当てられるのを期待する。
暮らしの中国語単語7000―何から何まで言ってみる
中国語の単語集はいろいろ出ていますが、
まずはこの本がオススメ。
ピンインのほかに、カタカナがあるので、
発音に自信がないときも安心。
7000語という語彙数は、流暢と言える最低限の数。
専門的に知らない中国人でも、
ここに載っている単語は知っているってこと。
これ以上は、専門用語の辞典を買って、覚えたほうがいい。
また、イラストやコメントが読んでいて楽しいので、
苦労になりがちな語彙力アップも、楽しんで取り組めます。
オススメ
身の上話
ミチルという地方都市に住む書店員の身の上話を将来ミチルと結婚することになる男の「私」
が語るというスタイルの作品です。
久太郎という彼氏がいながら取引先の妻子持ちの豊増と不倫、故郷を離れて東京に出るところ
までは恋愛小説かな?と思いながら読んでると予想外の展開が待ってる。職場の人間に頼まれ
た宝くじを余計に一枚買ったことが災いの始まりとなり1等2億円の当選金が災いを引き寄せ
ミチルの身に不幸をもたらす。大金で人生を狂わせる女の話かと思いきや、サスペンスになり
途中からとにかく予想を裏切りとんでもない方向に行く物語です。
ユニクロ思考術
「思考術」というと、ありがたいお言葉やハウツーみたいなイメージだけど(ワタシだけ?)、今までのユニクロの変化、これからどこへ向かおうとしているのかがわかる本。
クリエイター、デザイナー、建築家の話が中心です。
自由を求めてユニクロに入っても、じゃあ、自由って?といわれるとそこがなかなか難しい。
人って追い込まれるといろんなこと思いつくんですね。結局地道な努力が大事だったりして。
海外展開や広告裏話もあって面白いです。それぞれのお国柄もあって興味深い。
ジャパンスタイル、ユニクロスタイルを保ち続ける努力。世界にどこまで通用するのか。
個人的にはユニクロのマークが赤からエンジになったのが不思議だったのですが
その裏話?にびっくり!そうだったんですねぇ。
写真も豊富です。就活中の学生向きかも。
柳井社長LOVEなら、「成功は一日で捨て去れ」
コチラは柳井社長の考えをどう具現化するか、というほうがメイン。
またはユニクロという会社に興味があるかたに。