コーチングのプロが教える決断の法則「これをやる!」 (講談社Kハード)
テーマは「決断」。
著者は言う、決断とは一つの言葉に対して、一つの意味を選択する
ということであると。
本書は二部構成。
一部は、決断する瞬間というのはどういうものなのか?
著者が、コーチングというスキルを使い、クライアントをどのように
決断に至らしめたかについて。
二部は、決断している人は、どのように行動し、どのような結果を出し
ているのかについて。
一部、二部ともに10のエピソードをもとに書かれている。
この本、エピソード中の会話のやりとりの記述がリアル。
おそらく、現場で実際に繰り広げられたやりとりをそのまま書いている
のだろう。
まるで自分が実際のコーチングの現場にいるかのようにの場の空気を感
じることができ大変参考になった。
そして、何よりもエピソードがすばらしい!
特に、
12、人間関係は出会ったその場でつくる
13、社員を、部下を、「大切にする」リーダーとは?
14、すべては自分に責がある
15、対話を先延ばしにしない
17、人を決して切らない
18、400人の部下全員の話しを1時間ずつ聞く
19、最後まで面倒を見る
にはシビれた。
そして、思わず笑みを浮かべてしまった。
主に二部のエピソードになるが、これを読ませていただいただけ、この
本を購入した価値は満たせた。
新日本紀行/冨田勲の音楽
新日本紀行は、昔たまにですが見ていました。この音楽を聞くと、日本各地の(まだ訪ねていない土地も含めて)風景がリンクして頭に浮かびます。以前からこの音楽を探していたのですが、やっと見つかりうれしく思いました。映画「学校」も見ましたが、このアルバムにはそのテーマ曲も含まれており、購入できてよかったです。
The 決断 決断で人生を変えていくたったひとつの方法
久しぶりに本当に良い本に出会いました。
とりあえずな手法論ではなく、著者の体験がふんだんに詰まった
納得のいく一冊でした。
著者の大久保さんについては全く知りませんでしたが
ビジネス界では著名な方のようで、
そういえば昔読んだ孫さんの志にも登場されていた方でした。
孫さんの本でもこの本でも各々の事が書かれており一線で活躍してきた人同士の本物の親友とは、という部分でも興味深い内容でした。
余命3ヶ月と考えると、、、と自分に言い聞かせながら
過ごすようになりました。
専門学校に行くか就職するか、悩んでいた時に出会った一冊。
後悔のない決断ができました。たとえ余命3ヶ月でも。