たけしくん、ハイ! (新潮文庫)
ビートたけしの自伝小説。毒舌のこの人も少年時代があったんだなぁ・・・と考えながら楽しく読む事が出来ました。
主観ですが、こち亀の両さんの子供時代の話を小説化した感じがします。
読み終えたら懐かしく、ほのぼのした気分が味わえる本です。
たけしくん、ハイ!
声を出して、ゲラゲラ笑った。
本を読んでいて、腹の底から笑えることは少ない。
赤塚不二夫さんの対談以来だ。
さて、たけしさんの幼少期と同じような境遇でも
全然違う過ごし方をする方も多いのでは?
とても明るく楽しくといった雰囲気ではないのだが、
日常生活のあらゆる題材をギャグにしてしまう。
(また、面白おかしく捉えてしまう。)
やはり、天才なのだ。
特に空手家の薬売りの話は今思い出しても、
笑いがこみあげてくる。
「泣いて過ごすも一生、笑って過ごすも一生。
あんたの好きなようにすればいいんだよ。」
読後に、たけしさんからそういわれている気がした。
間違いなく傑作だ。
たけしくん、ハイ!
ビートたけしの自伝小説。毒舌のこの人も少年時代があったんだなぁ・・・と考えながら楽しく読む事が出来ました。
主観ですが、こち亀の両さんの子供時代の話を小説化した感じがします。
読み終えたら懐かしく、ほのぼのした気分が味わえる本です。
たけしくんハイ ! DVD-BOX 完全版
のびのび子供らしく生きているたけし、出来の良い兄貴達、教育熱心でしっかり者の母、飲んだくれで、口にはあまり出さないけどたけしの事がかわいくてしかたない父。子供の頃に観たこの番組。大人になってもう一度観ると違った視点で観ることができますね。貧乏だけど、涙と笑いのある家族。家族関係が希薄と言われるこの現代、再考の価値がある理想の家族像かもしれませんね。