星の牧場 [DVD]
千住真理子がまだ(?)かわいかった頃の貴重な映像
というのは置いといて、画質はおそらくはたまたま初期VHSの3倍モードか何かで録画しといたのが見つかった、とかいうものらしく、ブラッシュアップは試みられたんでしょうけれども、スーパーがかすれたりぼやけたり、ということは起きてます。しかしそれをあえて商品化してくれたということは、この作品を今DVDで世に出すことの重要性を販売者側が分かっててくれているということでもあるので、画質関係については目を瞑っておきましょう。
後年映画化されたものと異なり、後半を中心に原作と違うストーリーの展開をする箇所があるので、その辺り賛否の分かれるところではありましょうが、とりあえず後編を見逃した身にはありがたいことで思いっきりこの☆数。
聞いて、ヴァイオリンの詩 (文春文庫)
かつて「三田評論」に紹介されていた本書に手を伸ばす。
普通の幸せな女の子に戻りたくなり「ヴァイオリニストをやめる」と意思表示しても演奏依頼が止まらなかった頃の筆者の心境には、本書に書ききれない部分も多分にあるのだろう。
本書では、練習状況やファンとの関わり方の他、家族の協力関係や演奏旅行ノウハウにも言及されており、興味深い内容が豊富に盛り込まれている。
千住家の教育白書 (新潮文庫)
千住博さんの襖絵に感動しさっそく本の注文をしました。
いったいどんな子育てをしたんだろう?と、興味津々でした。
昨日届いたので一気に読んでしまうほどおもしろかったですよ。
平坦ではなくむしろご苦労を乗り越えながら
決して放任ではなく愛を持って自由に個性を伸ばす
すばらしい生き方に感動しました^^
私の母の世代には多いのかもしれませんが
ひたすらに家族のために生きる母親の、
その美しさに改めて感激しました。
お子さんのいるかたはもちろん、そうでないかたにも
ぜひお薦めです。
NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック「風林火山」完結編
01は山本勘助(内野聖陽氏)の語り付きのOP、
02, 11, 20, 28, 34がドラマ終了後の「風林火山紀行」で使われた(る)曲、
04, 06, 09はサントラ1に収録されている曲の異アレンジ、
15≒18(主旋律が木管か弦かの差)、25≒31(リズムが違う)となっており、
同一曲、サントラ1で聞き覚えのある曲が多い構成となっている。
ただこの完結編は和楽器を多く含み音色が多彩であること、
打楽器を含む(リズムを持つ)曲があり比較的ノリが良いと思われること、
そして同一の曲が多様な場面に使用されているサントラ1と違い、
ある特定の場面のみに使用されている曲が含まれているため、
その場面を思い出し易いという利点がある。
31などがまさにそれで、
小田原城前で矢弾を浴びながら不敵な笑いを浮かべ一人酒盛りをする
長尾景虎の姿が瞬時に思い浮かぶ。
30は武田軍が出陣する際の曲、
32は八幡原の霧が晴れた向こうに上杉軍が見えた場面で流れ始める曲である。
紀行の好きな方、薩摩琵琶と尺八で奏でられる26を背負って行軍する
越後(上杉)も好きな方にはお勧めの一枚である。
日本のうた
千住真理子さんのヴァイオリンの音色に力強さを感じながら、郷愁の思いでしょうか、淋しさも感じています。
感情をデフォルメしたような音色の流れと強弱に、引き込まれる思いです。
ヴァイオリンの主旋律を包み込むような優しいピアノの伴奏に、野山や浜辺などの情景描写を感じながら、僕は聴いています。
2011年12月9日、NHKラジオ「つながるラジオ」の「旅の達人」で、千住さんの「バイオリニストの演奏旅行の日々」を聴きて、ヴァイオリンの音色を届けるために、世界で演奏活動されている力強い思いと行動力から、人物に魅力を感じました。
このアルバムで、5曲目の「もみじ」に気持ちが吸い寄せられます。