カリフォルニア・オーシャングルーヴ
数々のBEST版を持っていますが、今までに出たAOR-BESTの中では一番選曲構成が良いです。過去発されたコンピレーションには多かった、つまり専門家が選んでいるとその人の好みが強く反映、または、レコード会社の命令かしがらみかがあるのか分からないが、別に入れなくてもいい曲とかが多かった。これは、捨てる曲(失礼ですね^^:)がないです。持っていて絶対損はないと思います。安心して、心地よく聴かせてくれます。
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そもそも、私はGary Moore目当てでした。Garyの演奏も素晴らしかったのですが、ほかのギタリストのプレイにも感銘を受けました。一番凄みを感じたのは、David Gilmourです。テクニックをひけらかすことなく、これを演るのは、格好よすぎです。
Hiding: Alber Lee
この人のアルバムを買ったのは、10年以上前に「speechless」というアルバムを買ったのが最初で、
実はそれ以降、お店で売っていることを全く見なかったもの。
この人のギターは、最初に聞いたときあまりにも凄すぎて、ギターとは思えなかったな。
カントリーのフレーズなのに、テクニックだけで別次元のものにしているという印象で、
他も聞きたいと思って探したけど、見つからなかったんだよね。
ニューグラス・リバイバル、ミュール・スキナーと一緒に探していたけど、
本当に見つからなかったなぁ。
それが、セカンドとカップリングでこの値段ですからね。
ファーストを買っていましたが、買いました。
ブルー
1998年、SIMPLY REDの6thアルバムです。
(5th「Life」→ ベスト盤「Greatest Hits」→ 6th「Blue」の順です。)
SIMPLY REDは、前作「Life」で、自ら開拓した「Blue Eyed Soul」という音楽が、1つの円熟を迎えて、
ベスト盤「Greatest Hits」で、区切りをつけた感じでした。
いわば、Blue Eyed Soulという音楽が、ミック・ハックネルの血となり肉となり。。。
。。。「あまり、意識しなくても自然体でBlue Eyed Soulをできるようになったのでは?」「余裕が出てきたのでは?」と思います。
ミックに生まれたキャパシティーは、より楽曲(特に主旋律)に向けられています。
今回は、カバーが6曲と多くあるものの、オリジナル曲と比べても、全然違和感がありません。
また、ミックに余裕を感じる為か、クラシックソウル(カーティス・メイフィールドetc)にある
「温かみのあるリラックスした雰囲気」が、多く感じられます。
発売当初は、「SIMPLY REDの新譜がBlue?」なんて冗談みたいで、笑っていましたが、
今思うと、「ミック・ハックネルにとってのBLUES」のような感じじゃないかな〜と思います。
フィーリング的には、
「ブルースにあるブルーさ」、「ジャズにあるブルーさ」、を「クラシックソウルの温かみ」で包んだようなアルバムです。
全然、聴き飽きない。。。どころか、何度も聴きたくなる名盤です。
「SIMPLY RED ファン」のみならず、多くの音楽ファンに、聴いていただきたいです。
「過去のSIMPLY REDが、あまり好きでない人」も、一度、試していただきたいですね。
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「So Jungiful」収録。
2008 Remaster盤は、18曲収録されています。
続 夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]
レオーネ監督イーストウッド主演「ドル3部作」完結編は、南北戦争を背景にした大作だ。しかし、その仕上がりは「夕陽のガンマン」のような緻密さは皆無である。開幕早々の殺し屋のクローズアップも、レオーネお得意の技法だが、殆ど意味のないアップだし、忌の際に金の隠し場所を半分ずつ聞き出すという設定には無理があるし、前作で含みのある渋いガンマンを演じたクリーフの役どころが単純な悪人になってしまったし、アラの目立つ映画ではあるが、イースウッドを喰っているウオラックの怪演が面白く、大砲を撃ちまくる壮大な絵造りもあり、なんだかんだ言っても魅力的な映画だ。目的地の墓場に辿り着いて、モリコーネの隠れた名曲「黄金のエクスタシー」をバックに、金の隠し場所の墓標を探し回るテュコをカメラが延々と追い回すシーンは、この映画一番の名場面だ。そして、やくざな掛け声をフューチャーした前衛音楽風のテーマ曲は、モリコーネの面目躍如な一大傑作だ。