三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)
イイ!これはイイ!!!小賢しいヤツらばかりがいる現代に対するアンチテーゼ。かっこ悪くても、馬鹿なヤツと笑われても、損と分かっていても、そうしなければならないことがある。得だの損だの、愛だの恋だのそんなものは小せえ、小せえ。場合によっちゃ命だって惜しくはない。何よりも大切なのは「矜持」なのだから。
エレジー(哀歌)
絶縁MAXだった旧友に今日、何故か突然送りつけられた一枚っす!「エレジー」は渋さも微漂いな、他のレビュァ〜の方も仰られてるっすが、いつもの海援隊とちょっと違う感が、逆にシミジミィ〜に沁みる佳曲っすねぇ〜ぇぇぃ…でもやっぱサイコッ!なのはカップられの2曲目「友、遠方より来る」っす!確か数年前、鉄矢も出演の電話会社(電気会社?)のCMでかかってた気、微弱するんすが、CMで流れまくりな過去持つとか、そんな事関係ねぇねぇ!な名曲っす!春にIts All Too Match!な暖かぁ〜なポップスで、鉄矢独特のユゥモァ〜も微漂っててタイトル曲軽く越えたサイコッ!感っす!なんか自分ら世代おっさんへのエェ〜ルも混じりMAXで、若ぇ俺的でも微パワー貰いまくり、ありがと鉄矢感否めねぇ〜ぇぇぃ…っす!鉄矢はさりげなく才人&天才やや混じりなおっさんっすから、いい曲じゃんじゃか書いて欲しいっす!鉄矢に俺から贈る言葉いきまっす!鉄矢、サイコサイコサイコッ!YEAH!!
天切り松 闇がたり [DVD]
原作は何度も読み返すほどの名作であり、私にとっては鬼平犯科帳以来の感動作だった。
最後の姉を背負って行く場面など、原作を知っているが故に先が分かって涙が溢れてきた。
この続編がまだ出ないことが恨めしく思う。
この小説を読んでからは大正ロマンなファッションに興味を持ってしまい、このDVDでも
そのファッションが堪能できる。
名作でありお勧めしたい。
春 プリズンホテル(4) (プリズンホテル) (集英社文庫)
プリズンホテルは1〜3を読み終えた後、面白過ぎて読んでしまうのが勿体無い気持ちすら芽生えてこの「春」(4)に進むことができず、しばらく積ん読状態にあった。
意を決して手に取ると、案の定一晩で完読した。
内容は、孝之介が文壇最高の権威である日本文芸大賞の候補になり、珍客揃いの温泉宿を舞台にそこから多くの人間模様が繰り広げられるもので、育ての母である富江への本当の気持ちが巧く表現されており感動した。
中でも、特に良かったのは52年間の懲役を務め上げ、娑婆に戻った小俣オジの男気感じる台詞であった。
「男はやさしいだけじゃいけねえ。強くって、やさしくって、辛抱のきくてえのが、本物の男なんだぜ。おめえははまだ若え。しっかり性根を据えて、本物の男になれ。そうすりゃ、銭なんざ、勝手に後からついてくる」などという台詞をくすぶっている経営者に投げかけ、励ましているシーンは何度も読み返した。浅田次郎の小説ではこうした昔気質のヤクザが粋な台詞をはく部分が特に好きである。
このシリーズ1〜4は絶対の自信を持ってお薦めできます。