ゴーストハント2 人形の檻 (幽BOOKS)
早速読みました。
リライト前より恐怖度合いがかなり増しています。
それ以上に、登場する人物や背景がとても細かくなっており昔は謎だった部分が解明されていたのが嬉しかったです。
リライト前、コミックス版を知らなくても十分に楽しめる内容になっています。
ゴーストハント(10) (講談社コミックスなかよし)
最終章・忘れられた子どもたち開幕です
1巻が出てからはや10年・・・焦らされつつもようやくここまできました(笑)
吉見家の事件で倒れたナル、自主退院することになり全員で撤収する帰路で迷った一行がたまたま辿り着いた湖
そこはナルが探し求めていた場所だった・・・
「もう事務所は閉める」
始まりから何だかただならぬ展開で、最後の事件という寂しさもありどことなく緊迫した雰囲気です
また湖での捜索を待っている間、廃校の調査を依頼され調べはじめたが・・・
霊の姿は未だ見えませんがそれが余計に不気味で、まだまだ序章といったところでしょうか
恐いけど最後まで見届けたいデス(汗)
ゴーストハント(7) (講談社漫画文庫 い 14-7)
まずは、紆余曲折を経て、12年という長い歳月をかけ漫画を完結させてくれた、
いなだ先生に多大なる感謝を!!
いなだ先生による漫画化でなければ、こんなに「ゴーストハント」という作品を
好きになることはなかったと思います。
私は、KCなかよしのほうも揃えていますが、この文庫版ではいなだ先生による
所々のギャグ突っ込みが新たに加えられていたり(かなり笑えます!)、
最後に描き下ろしのページがあったりと、ファンなら買って損は無いであろう
オマケが付いてるのが特筆すべき点でしょうね。
(巻によってはありませんが^^;)
今回の7巻について、個人的に盛り上がったところは・・・
・表紙(度肝を抜かれました)
・扉絵の麻衣(とても可愛い!)
・描き下ろし漫画「もしもナルちゃんが」(まさかのコラボ!!)
・アニメDVDの特典4コマ漫画(いなだ先生のギャグセンスが光る!)
・文庫版のあとがき(byいなだ先生&小野先生)
あとがきを読み終えたとき、「ああ、これで漫画は終わりなのか」と
ホッとした気持ちと寂しい気持ちで何とも言えない余韻が残りました。
今は、原作小説のリライト版で世間は盛り上がっていますが、
しばしの休息を取ったあとは、ぜひ続編の「悪夢の棲む家」も
漫画化してほしいな、とファンとしては願わずにはいられません。
何はともあれ、やっとこさの完結、おめでとうございます!
素敵な漫画をありがとうございました(^^)
幻影奇譚 (花とゆめCOMICS)
あやかしと現世の境にひそむ恐怖と悲しみを幻想的に描いた作品。
画家の一富士ニ鷹先生が絵を描いて人の思いを昇華させるシリーズなのかと思ったら
収録作品は全部独立していて、なかなかいい雰囲気なんだけど、これで終わり?
というのがもったいない感じです。
絵柄も白泉社らしくて悪くないんですが、せっかく書生さんも出てくる時代モノなんだから
現代風な仕草やなんかは排除して徹底的にそれっぽく描いてもらいたかったと思いました。
ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)
届いて、さっそく読みたかったのですが、
時間的に、日が暮れてしまうのでしばしお預け。
とても夜には読めないし、読みだすと止まらなくて一気に読んでしまうことが
分かっていましたから。
今回、少年初登場ですが、いや、さすが越後屋。
ソツがない。これを機会にレギュラー入りするのが分かります。
麻衣が深夜の学校で逃げ回るシーンとか、本当に怖かった!
一人で除霊しようとするところとか、
麻衣の性格が出てて良かったです。
そして、ナル。
ラストシーン、成功するかどうか分からなかったからでしょうが、
敵をだますにはまず味方からというか…。
見事に黙ったままやり遂げて、さすがナル。
でも、発案はナルだとしても、
実際にそれをやってのけたリンさんもすごいです。
素朴な疑問なんですが、全校生徒の人形を作るのに、
どれだけの板が必要だったのかと…。
どこで調達したんでしょうね?
作る労力もハンパじゃなかったろうなぁ。
地味ですが、実力派のリンさん。
ナルにおいしいところを持ってかれてますが(苦笑)
ぼーさんが麻衣を危地から引きずり出して、
怒鳴るところも良かったです。
本当に心配して駆けつけたのがよくわかって。
綾子のマンションが、緑がたくさん、っていうのも、
旧作を読んだから知ってますし、その理由?も分かってるんですが、
改めて読むと新鮮な感じがしました。
でも、最後が少し、急いで終わった印象を受けました。
もう少し余韻があっても良かったな。
なんにせよ、次作も楽しみです。
出来れば午前中に届いてくれると、その日の内に読めるんですが(笑)