シャレード
なかなか気に入ってます。最近の何作かも、それはそれで良かったし『お気に入り』なんですが、今作を聴いて『やっぱりこのヒトはコレでないと』と思いました。
一言で言うと『影』かなぁ・・・。
でもそれは、悲しく無く暗くもない。
いろんなモノにある影の部分を取り出して、優しく静かに歌ってます。
聴けますよ。
個人的には7曲目が気に入ってます。
最近聴き始めたヒトには違和感あるかも・・・。
でも、ゆっくり聴きましょ。
しみてくるよ。
サウザンド・イヴニングス
デイヴ・ダグラスはアメリカでは高い評価を受けてますが、日本ではほとんど知られていません。わたしはジョン・ゾーン一派の一人として馴染んでおりました。今作はジャズよりもクレズマーが基調。とっても陰鬱な音楽です。
悪夢の銀河鉄道 [DVD]
廉価版としてはお薦めのオムニバスホラーです。
ただ脚本が6〜70年代に活躍したマティスンやブロックほどの才能が無いためイマイチ傑作とはなりきれませんでした。
あと編集が今一つ判りにくいのも減点ポイントかと…
ただマニアには二話目と三話目に出てくる人形アニメのクリーチャーが感涙ものです。
はっきり言って僕には製作者は話しナンかど〜でもよく…単にこの時代既に死滅しかかったストップモーションアニメをやりたかっただけなんじゃ? と思えたくらいです。
ま、ついついそう考えたくなる程チープな怪物(巨大昆虫と悪魔)の造形は可愛いですよ。
古き良きハリー・ハウゼン世代ならこの値段で人形アニメが観られるだげで買う価値は十二分にあります。
ジョン・フィリップ・ローとキャメロン・ミッチェルが出ているのもジャンル物ファンには嬉しいかも…。
ホントは星三つなんだけど怪物が可愛いから一個おまけの星四個です。