乙女絵巻『水滸伝』
水滸伝は胡散臭さとデタラメインチキの集大成をとも言える様な物であるためか
日本での人気は三国志に全く及ばないものがあるものの、
しかしながら、そんなデタラメ世界観であるからこそ、
このようなアレンジが許される隙間もあるのではないかなと感じてしまう懐の広さがあります。
す。
いかんせん水滸伝は登場人物が多い上に、
印象の薄い人物が少なくなく、非常に散漫とした印象を受けることも多いのですが、
本書では各人物についてのおおよそのデータがざっくりと把握できますし、
もちろん話の主軸も大まかながらも把握できます。
イラストもこの手の本は有象無象十把一絡で構成されることが多いのですが、
比較的うまい方を集めたなと言う印象があります。
企画自体は安易と言わざるを得ませんが、
比較的まとまった内容にはなっていると感じました。
星は二個だと厳しすぎ、三個だと甘すぎと感じますが、
大負けに負けて3つです。
お嫁な生徒会長 (美少女文庫)
休日の矢板輝也の目の前に突然現れた花嫁は、家の事情で望まぬ結婚から逃げ出してきた同級生の生徒会長桜庭梨果だった。
出くわした輝也を自分の恋人(しかも妊娠中)と偽り、その場を回避した梨果だったが、なぜか一緒に暮らすことになってしまい……
自宅・初V→学校(F〜V)→お風呂(体洗い〜π〜V)→裸エプロン&ローター(コートでコンビニ〜自宅で自慰〜V)→学校(キス〜後輩と話しながら弄る〜V)→ホントの初夜(V〜初A)
実のところ輝也と梨果は過去フラグつきなので拍子抜けするくらいに行為の流れはスムーズ。わかつきひかるのポイントである「子宮頚管粘液」「ローターつけて羞恥プレイ」「A」の3つを押さえて独特の文体であっさり仕上げた軽めの1冊。これから読む美少女文庫の1冊目に向いてると思う。