イッツ・ア・ボサノバ・ワールド
1963年録音です。丁度イパネマの娘が大ヒットし、アメリカでボサノヴァが大ブレイクしていた頃です。ブラジル出身のギターリスト、L・アルメイドとしては、満を持して出したアルバムなのでしょう。事実、参加メンバーもシェリー・マン(ds)、ジミー・ロウルズ(org)、ヴィクター・フェルドマン(perc)・・等、著名アーチストが参加しています。
1、悲しきカンガルー パット・ブーンでヒットした曲で、カンタス航空のテーマ・ソングとしても有名です。2、アイ・ウィル・フォロー・ヒム ぺギー・マーチの歌で大ヒットしました。3、ご存知、坂本九の大ヒット曲です。7、ダンケ・シェーン ベルト・ケンプフェルトでヒットしたように記憶しています。ザ・ピーナッツも歌っていたかな?9、懐かしのリスボン ネルソン・リドル楽団でヒットしました。10、モア 世界残酷物語の挿入曲です。海亀のシーンで効果的に使われていました。
総ては紹介できませんが、殆どの曲がその当時ヒットしていた曲のようです。しかも、ブラジル出身だけあって、アメリカだけでなく、日本、ドイツ、イタリア等世界各国の曲を集めています。何れもアルメイド風に見事にボサノヴァ化されていて、すうっと耳に入ってきて、軽やかに聴けます。
ただ私の購入した盤だけかもしれませんが、左方から聞こえる低音が耳障りです。L・アルメイドの他のボサノヴァ・アルバムを聴きましたが、この様な音はありませんでした。これについては、関係者の意見をお聞きしたいです。
中村八大作品集~上を向いて歩こう
NHK番組の「夢であいましょう」で、益田喜頓が歌っていた「娘よ」をズット探していたが、この度このCDで巡りあえた。嬉しかった。こんなに宅急便の到着が待ちどうしかったことはなかった。中村八大と永六輔コンビに、益田キートンが加わった、アノ時代のサウンドが聞こえてきた時は震えた。涙が出てきた。
4枚組のCD全てを聞いて思うことは、作曲家中村八大の非凡な才能と魅力だ。まさに時代の空気の語り部だ。勿論一時代を築いたJazzピアニストの中村八大としての演奏も充分に堪能できた。友人に紹介したいが私だけの秘蔵品にしたい。ああ困った。
鮫島有美子の四季
このCDは本当に気に入っています。
本当にきれいでバランスのとれたビブラート。
ちょっとハスキーともとらえられる力強い説得力のある歌声。
なにをとってもすばらしい歌声。
満足すること間違いなしです。
上を向いて歩こう
テレビやラジオで聴いて いつの間にか好きになっていた曲です。
この歌の「悲しみ」は全ての悲しみを含んでいる気がします。
ちいさな悲しみも、おおきな悲しみも ぜんぶ、ぜんぶ。
オリジナル イズ ベスト。
九さんの歌声が、明るくて切なくて。