Sunny
最初は、別のアーティストを探してて、偶然にもこのアルバムに出会ったんだけど、なぜか良い曲に違いないという確信があったんだ。
で、思い切って買ったんだけど、これが大当たり!
アルバム一枚あったら、2・3曲良い曲があればいい方でしょ?
でも、高岡亜衣さんは全部良い曲。
どこかで聞いた事があるってのもあるけど、それだけじゃあない。
一曲一曲に魂がこもってて、心の隙間にビシッとはまる感じ♪
acoustic love
先日、フリーライブに行って来ましたが、ギター一本でアコースティックなサウンドで歌い上げる亜衣さんは、綺麗で素敵でした。
アルバムもその時に買いましたが、なかなか良い曲が入ってます。
「青空の下で」って曲が気に入りました。素朴で親近感がある普通の女の子って感じで、応援してあげたい気分になりました。
なお、ルックスはもちろんですが、スタイルがいいですよ!是非、聞いて下さいな。
フィクション
2004年1stAL「Sunny」、2006年2ndAL「acoustic love」、2008年3rdAL「fiction」、と
もうほんとうに地味に地味に活動している高岡亜衣。
でも移り変わりの早い時代の中で、よくぞ3rdアルバムまできました、
なんて感慨深く思う古参GIZAファンがここにひとり。
GIZAっていえば一昔前までは、美形女性ソロシンガーが歌う
素朴で哀愁あるサウンド、ってのが代名詞だったはずなのですけど、
いまやそんな代名詞は彼女だけにあてはまるのではないでしょうか。
ドラマ主題歌でもある「こいはなび」や「ごめんね、今でも好きで居ます」シングル2曲はさることながら、
M4「Summer Flooding」、M9「心をつないで」、M11「夏のある日に」など、
いかにも彼女らしい哀愁漂う切ないバラードを輩出し続けるその才能は、
ほんとうにごく一部ではありますけどコンスタントに認められ続けていると思います。
なにより、ごく身近にありそうで、だからこそ、親身に共感できる詞内容がいい。
過剰なアレンジが受ける傾向にある今のJ-POPにおいて、シンプルに、
オーガニックに、と流行に惑わされない一途なそのサウンド。
作詞にAZUKI七を加えその世界観にひとつ広がりを見せていますが、そのサウンド同様、
どこか人間くさく、ほこりくさい物語に触れると、
なにか忘れ去った大切なものを思い出すかのような、そんな作品です。