Believe in Me
1993年、Duff McKaganのソロ・1stです。
(GN'R「Use Your Illusion」の後になります。)
GN'Rの中で、Duffといえばパンクテイスト!で、このアルバムには、Duffのパンク的骨太アティテュードが満載です。
楽曲は、
ミドルテンポのパンクロック、ルーズな感じのRock N' Rollといった感じで、随所にGN'Rテイストがあります。
ほとんどのパートをDuffが演奏し、DuffのVoについては、(いい意味で)ゆるめのパンクを思わせる歌唱ですが、
GN'Rで鍛えられた「骨太さ」、「男の色気」を感じさせます。
(「ハイスピード」、「気合一発」、「思いっきりタテノリ」 etcな感じではありません。「ミドルテンポ」、「横ノリ系」です)
それと、ゲストが豪華なのが、このアルバムの特長です。
Slash (G on 1,6, GN'R, VELVET REVOLVER, SNAKEPIT), Matt Sorum (Dr on 4, GN'R, THE CULT), Gilby Clarke (G on 9, GN'R)
Dizzy Reed (Key, GN'R), Sebastian Bach (Lead Vo on 11, SKID ROW), Snake (G on 11,13, SKID ROW),
Rob Affuso (Dr on 12, SKID ROW), Jeff Beck (G on 4,10), Lenny Kravitz (Lead Vo on 8) etcが参加しています。
当時のGN'RからAxl以外の全員が参加(Izzyは既に脱退済なので参加していません)、
Jeff Beckが2曲参加、Lenny KravitzのLead Vo, Sebastian BachのLead Voなど、豪華絢爛です。
「Duff McKaganファン」にオススメです。
また、「当時のGN'Rファン」を中心に、「90's HM/HRファン」にも、Good!だと思います。
(参考)
ボーナストラック2曲収録した「ビリーヴ・イン・ミー(紙ジャケット仕様)」もあります。
DUFF McKAGAN ダフ・マッケイガン [DVD]
うまいとかJazz/fusion のような小難しいテンポとか理論とか 抜きにしてダフのベースプレイは ハイセンス そのもの ノリが最高です 一音 一音の音のぬけの良さ音の輪郭がハッキリしてるのも彼の特徴 ベースの音がきれいに聴こえます ベースだなってわかります スラッシュもそうです 無駄な音がありません そして音のすき間が生まれ弾かない部分に意味があります 跳ねるリズムが生まれます 8ビートのノリが生まれますPunk/rock'n'rollします FunkもFusionもJazzもしなくていいんです(もちろん他ジャンルの良さもあります)小難しい(でも余計にデキない)プレイをしようとしてただかろうじて弾けてるだけのドツボにはまらなくていいんです、これができればずっと ハイテンションで一生楽しめます 最高のノリが出ます 単純にして一番難しいと思います 簡単だがこのノリが出せるか 自分のセンスが試されます 楽譜通りに弾けることがなんて退屈かわかります フレーズのセンスも最高です 悪いフレーズから綺麗なメロディもダフマッケイガンの特徴です
ビリーヴ・イン・ミー(紙ジャケット仕様)
ダフ・マッケイガンのソロアルバム。彼が全パート一人で行っている曲からジェフ・ベック/スラッシュ等のカンズ組/スキッド・ロウ等の豪華ゲストと共演している曲もある。しかしながらいかんせんボーカルが駄目。本作でも一番良かったのが(8)The MajorityでVoがレニー・クラビッツのもの。残念。
ライヴ・エラ’87~’93
中期ストーンズの持っていた猥雑極まりないR&Rグルーヴ、全盛期のブラックサバスやツェッペリンが醸し出していた『官能的』としか表現出来ないギターリード、パンクロックにも通じる、鬱屈した感情を爆発させるかのごときヴォーカリゼーション ...ロックンロールのヒストリー全てを体ひとつで表現するGN'Rこそは、まさしく『ロックの申し子』と呼ぶに相応しい。そのファッションに騙されて、『単なるアメリカンHR』と勘違いしている輩は、GN'Rがリスペクトした数々のブリティッシュロックを一から聞き直し、それから再度GN'Rを聴いて欲しい。90年代以降のサブポップ系グランジアーティストがこぞってリスペクトした、本物のギター・ロックサウンドは今も色褪せない。間違い無く20世紀のロック史上に残る名演集!