闘う男たちの仕事 レスキュー&消防隊 (別冊宝島)
以前、近所で大火事があった時に冷静に対処している消防の方たちを見てから興味のあった世界でした。でも消防関係の本って子供が消防車を見て喜ぶ本か、この世界を極めまくっているマニアが読む本か、雑学的な本か体験談が延々綴られている本かって感じで、何を手にしたら良いのか正直わからず今に至っていました。その点、この本は消防の世界に関する本をまんべんなく解説していて、私のようなシロウトでも分かりやすかったです。レスキューの世界や救急の現場など、現場の人の生の意見が載っていたり消防学校の施設が公開されていたりと「ナルホド」感がありました。もうちょっと値段が安ければ良かったんだけど、ってことで星は4つ(笑)。第二弾に期待します。
ケルヒャー 家庭用高圧洗浄機(50Hz東日本地域専用) K-2.99M-5
車の下回りの泥汚れの洗浄用に家庭用の高圧洗浄機が欲しくなったのと、洗浄機があればガラス窓や網戸の掃除も楽になるだろうと思い、オプションのアンダーボディスプレーランスおよび延長パイプとセットで買いました。最初に組み立てが必要ですが、説明書の手順には若干の不足箇所があります。製品を見れば分かるような簡単な事なので大きな問題ではないかもしれませんが、戸惑われる人もいるかもしれません。あと結構重いですから力のない人は注意です。また商品写真ではホースが綺麗に収納できているように見えますが、本体に付いているホース掛けのフックが10mのホース用としては小さく、なかなか上手く収められません。
このK-2.99は10mの高圧ホースが標準で付いてくるので作業範囲は結構広いのですが、水道と接続する給水ホースは3mなので本体の設置位置は水道の位置に制限を受けます。私は付属の給水ホースに代えて、切り売りされている市販の耐圧水道ホース(内径15mm)を7m買ってきて、水道との接続には園芸用に売られているワンタッチ水栓を使用しました。電源と接続したり水道と接続したり、準備が面倒なので少しでも手間を省く為です。使ってみた感じでは信頼できる品質の製品ならばワンタッチ水栓でも問題ないようですが、確実に接続しないと使用中に水漏れしたりいきなり脱落したりしますので注意です。水作業で使う機械なのに本体が防水どころか防滴でさえないのは少し不便ですね。使用中に水が多量にかからないように置き場所に気をつける必要があります。
手始めに3年ほど掃除せずに放置していたテラスの屋根(ポリカーボネート製)の汚れ落としに使ってみましたが、この用途では正直なところ少し期待外れでした。汚れはある程度落ちてはいるのですが、固くこびり付いている汚れはノズルをうんと屋根に近づけてやっと、という感じなので汚れた屋根にノズルが移動した痕を描いていくイメージです。隅から隅までキレイにするにはノズルの距離を保ったまま、まんべんなく屋根全体を移動させなければならないので、使う水も時間もバカにはなりません。ガラス窓やテラスなど平滑で広い面の場合は、手が届くのであれば付属のウォッシュブラシを使うか、ざっと水を吹き付けてふやかした後に雑巾やモップで拭いた方が効率的です。
一方、サッシのレール部分や網戸など、手作業で埃汚れを洗い落とすのは面倒な部分には威力を発揮。頑固にこび付いていなければ一気に洗い流してしまえます。延長パイプを使えば手の届かない場所の汚れも瞬時に洗い落とせるので便利です。またコンクリートの土間やブロックの汚れなど、破損の心配のない部分であれば付属のサイクロンジェットノズルを使えばかなり強力に洗浄してくれます。ただこの場合はやはり、ノズルを常に対象に十分近づけておかないと効果が落ちるので、掃除する面積が広いと時間はそれなりにかかります。家の外壁を掃除する場合、水が結構撥ね飛ぶので自分が雨合羽等で対策するのはもちろん、住宅密集地では隣家や通行人への配慮も必要になると思います。
購入する前に一番心配だったのが「騒音が大きい」という評判がある事だったのですが、実際に使ってみると気にするほど大きな音ではありませんでした。工事現場で使うエアー工具用の小型エアーコンプレッサーより少しうるさいかな?位の感じです。常識の範疇で判断すれば、夜間に使用するとか集合住宅のベランダで長時間使用するとかでもなければ、近所迷惑というほどのものではないと感じました。このK2.99はトリガーを離して放水を止めるとモーターが停止するので作業を中断してる間は静かです。
買って間もないのでまだ肝心の洗車に使う機会がありませんが、今までコイン洗車場にでも行かなければ手の出せなかった下回りの水洗いや込み入った部分の汚れ落としが手軽にできそうです。ただ長期間放置して頑固にこびり付いた汚れを落とすのには、やはり一工夫要るのではないかという気がしています。
総じて、手の届きにくい場所や手洗いが面倒な場所の、比較的軽微な汚れ落とし用と思えば、とても便利だと思います。どんな汚れでも手間要らずでスイスイ落ちとせる魔法の機械みたいに考えて買うと失望するかもしれません。やはり家庭用ですからそこまで強力ではないようです。ごくたまにしか使用しないのであれば、より小型で安価な機種でも良いのではと思いますが、K-2.99は長い高圧ホースが標準で付いてくる事や、オプションで溜水からの給水にも対応できるなどコストパフォーマンスは高いですので、保管場所や持ち運びに困らないならお勧めできます。
k−2.99M-5を購入しました。
車庫のコンクリートの苔を落としたいと販売代理店に聞いた結果でクラスを決定しました。
みるみる苔がとれました。余りに強力でワンランク下でも良かったのかなとも思いました。
但し、養生しないと周りに泥が飛散します。私は壁やフェンスに泥が飛び散りその後始末に倍以上の時間がかかりましたので養生することをお勧めします。また軟弱な部分は一部欠けてしまいましたが、目的は十分に達せられました。
トミカ ハイパーレスキュー HR06 機動無人放水車 (2009)
トミカ好きの息子へのプレゼントです。
放水車両ですが、放水部分が戦車の様で気に入っているようです。
災害車両なのに、いつの間にか軍事車両として遊ばれているとは、よもやメーカーも気が付かないかと(笑)
災害で活躍する乗物 たち 漂流者や孤立者を救助したのはどんなヘリ? 福島第一原発に放水したのはどんな消防車? (サイエンス・アイ新書)
救援ヘリコプターを飛ばすためにも地上支援(管制システム、着陸場所)設備の必要なこと、炊飯車の苦労、偵察機の地上状況判断資料、災害ロボットなどの他に、「トモダチ」作戦の米軍が使用した数々の最新機材の内容と有効性については殆ど報道されていないが、迅速で有効な支援がされた実態が良く判る。
今後の大災害に備えて、自治体の災害担当部署必読の書である。
機材の進歩は日進月歩であるから、常時改訂、周知されることが望まれる。