モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない
この本のテーマ―大人のいじめにどう対処するかが書かれた本。モラルハラスメントは「精神的嫌がらせ」のことだが、加害内容が子供のいじめと酷似しているので、レビューのタイトルのように書いた。
この本の長所
1、日常でよく起こる、夫婦関係と職場におけるモラルハラスメントの例があげられていること。
2、モラルハラスメントを受けるとどのようなことが起こるかが書かれていること。
3、加害者の性格、被害者になりやすい人の傾向が書かれていること
4、被害者に対するアドヴァイスが書かれていること(夫婦関係と職場での対処法は違う。詳しくはこの本を参照のこと)
この本の短所
1、加害者にならないようにするにはどうすればよいかの記述が不足している。
2、子供のいじめについても書いて欲しかった(本題とは関係ないのかもしれないが、行為はよく似ているから)
結論―長所星5つ、短所で1つ減らして星4つ。