回転木馬 (復刻漫画名作シリーズ)
素晴らしい!!
思えば小学生のころから本屋さんに「回転木馬」をリクエストし続け、
どうして出版されないのか。。。納得できない日々。
半ばあきらめつつも、時折検索していました。そうしたらなんと!!出版されているではないか!!
正に30年間の切実な思いが叶いました。
手許に届いてなお驚きました。
幼いころ繰り返し読んだ記憶があまりに美しくなりすぎていて、かなり自分の中で美化されているのでは。。。と少し怖かったのです。
40年近くたった今も、まったく今の時代の漫画と劣らない美しいストーリー構成と絵画。。。!改めて感動しました。
あの頃の記憶のまま、美しく輝いた名作でした。
もう一冊買います!!
おおやちき作品集 3 雪割草 (マーガレットレインボーコミックス おおやちき作品集)
わたしの中では、おおやちきの、最高傑作です。
不治の病のフィギュア・スケーターと、そのコーチの命を燃やし尽くす愛は、
ペア演技として結晶化し、昇華したのでした。
キャンディとチョコボンボン (小学館文庫 おE 2)
時に明るく楽しく、時に少女漫画とは思えないほど深刻なストーリー。
そして、ずば抜けた絵の描写力にただ圧倒されます。
おおやちきの美麗で緻密な絵は文庫本に向いていない。特にカラーがもったいない!と思いつつも、
漫画家であった期間が短く、とても希少なこの作品集を読めたのはとてもありがたかったです。
もう1冊の「おじゃまさんリュリュ」を読めば、この方の作品をほとんどコンプリートできるようです。
A5サイズで発行されている「回転木馬」ではため息ものの美しいカラーが堪能できます。
読めば作品をもっと大きいサイズで、じっくり眺めたい!と必ず思うはずです。